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就業者インタビュー Wさん

自己紹介

  Wと申します。年齢は48歳です。
シンビーオさんで約3年お世話になっています。

利用する前の課題、困りごと

まず私の障害についてお話しいたします。2年ほど前に脊髄を損傷して、その後遺症で両下肢麻痺といって立ったり歩いたりができないような状態になりました。以前は健常者としてお仕事をしていたのですが、脊髄損傷になってからは入院をしてリハビリもしてお仕事も休職しているような状況になっていました。
立ったり歩けないができなくなると外出する時、ヘルパーさんや誰かについてもらわないとダメな状況だったので、どうしても仕事の範囲が狭まりました。
例えば求職サイトで仕事を探そうとしても、その時の自分の体力的な部分と障害の部分で、在宅で就業するしか選択肢がなかったので、なかなか見つからない状態でした。

シンビーオを利用した経緯

たまたまシンビーオさんが扱っている企業の仕事に一度応募したのですが、仕事を自宅に運んでくださるという就業可能な内容が概要欄に書いてあったので、これだったら在宅でできると思い、応募させていただきました。
けれど運んでくださる企業のエリアから自宅が少し遠かったのでそれがネックになり、シンビーオさんの方から「今回はご縁がなかったです」というご連絡をいただきました。
その時に今後、もしまだお仕事を探しいてるようでしたら、他のお仕事をご紹介できるかもしれないということで、お話をさせていただいたのがご縁でシンビーオさんと関わりを持たせていただきました。

そして、今就業している企業の面接の前に事前に面接の練習をさせていただける機会をもらいました。
脊髄損傷になる前は医療事務の仕事を10年近くやっていたので転職経験が一度もありませんでした。面接を20年受けていないので、とても緊張しているというお話をしました。
医療事務をしていた時は専用の端末を使っていましたが、私はオフィスソフトに触れたこともなかったですし、パソコンを使う仕事になるという話を聞いていましたので、そのような状況でも就業ができるのかというご相談をしました。


利用して解決したこと

私が就職活動している間、夫は元々会社に通勤して勤めていたんですが、コロナの関係と私の体のことを気遣って在宅勤務メインに仕事をしてくれるようになり、在宅勤務の進め方を横で見ていたので大体のことを把握していました。
しかし在宅勤務で就業を始めると、当然ですが分からないことがたくさん出てくると思います。それが自分にはできるのかどうかという不安を感じていました。
当初は(定着支援の)担当の方に色々と話を聞いていただく機会を度々作っていただいていたので、そのような時に話したり、あとはメールで「どうしたらいいですか」と質問するとすぐに対応していただける状況を作っていただいていたので、そのような点での不安はなくなっていきました。

自分はせっかちな部分があるので、分からないことがあったりすると答えを出さずには気が済まないような性格なんです。自分で調べても分からないことなどをすぐに聞ける機会がないような感じはしていました。
けれど、これはどなたかに指示をいただいた方がいいなと思った時は、必ずどなたかにすぐに連絡をして、すぐお答えいただくような状況を作っていただいているので、そういった点が自宅で1人で仕事を進めていくことで焦ったり、不安になることはなくなりました。

今回自分が在宅で仕事をする上で、「自分のペースで進めていいですよ」という風にお仕事をいただいて、やっているうちに自分なりの目標みたいなものも作っていくようにもなりました。「明日はこのぐらい進められるかな」っていうのがだんだん見えてきて、自分のやれることも少しずつ増えてくるのかなって思いながら仕事をして2年が経ったという感じです。

就業できるかどうか、どこの会社も例えば必須スキルみたいなところを見ると、オフィスソフトが使えるっていうのが前提にあるのがほとんどなんですよね。
自分にはそれができますっていう状況ではなかったので、それを学びながらお仕事をさせていただけるというとてもありがたい状況を作ってくださったので、就業することができました。

もう一つは苦手と思っているオフィスソフトを使うことを少しずつ経験させていただいて、苦手意識がだんだんなくなってきました。就業することに対して苦手という先入観みたいなものがありましたが、取り払っていただき、うまく導いていただいたというのがあります。

今後の目標

まだパソコンを使いこなせているという段階ではないので、もう少し時間をかけずに作業を進めていけるように覚えていきたいです。
また、今回のインタビューもそうですが、例えば私が作っているブログを見ていただいたり、在宅就業される方が私みたいにあまりできることが少ないという自信がない方でも、自信を持って前向きに変な先入観を持たずに仕事に就けるかもって思ってもらえる人が少しでも増えたらいいなと思います。