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在宅ワークの方や 発達障がいの方にオススメの「ポモドーロ・テクニック」

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はじめに

コロナ禍以降、リモートワークが導入され、
現在も継続して在宅ワークをしている方も多いのではないでしょうか。
仕事とプライベートの切り替えが難しい、誘惑が多い、
集中力が上がらないといった悩みを抱えていませんか?

今回は、在宅ワークや発達障がいの方にオススメの
ポモドーロ・テクニックについてご紹介いたします。

人が集中できる持続時間とは

大人の集中力は約50分といわれています。
しかし、50分間ずっと集中できるわけではありません。

実際、継続して集中できる時間は15分程度といわれています。
15分程度集中すると、その後は集中力が一度落ち込み、
また15分程度集中する、という周期をくり返すそうです。
この波を3回くり返し、余剰の5分を足すと50分になります。

さらに人間の集中力の限界は90分といわれています。

たとえ自宅でも、集中して作業できる時間には限界がありますよね。
そこでお勧めしたいのが「ポモドーロ・テクニック」です

ポモドーロ・テクニックとは?

ポモドーロ・テクニックは、イタリア人の起業家兼作家でもある、
フランチェスコ・シリオが考案した、生産性を高めるための時間管理術です。

ポモドーロとはイタリア語で「トマト」を意味し、
シリオが学生時代に使用していた、トマト型のキッチンタイマーからきているそうです。

やり方は「25分の作業+5分の休憩」を1ポモドーロ(1セット)として、
「4ポモドーロ(2時間)」をこなしたら、
15分~30分程度の休憩を取るというルーティンを繰り返していきます。
スマートフォンやキッチンタイマーがあればできるシンプルな時間管理術です。

どんなメリットがある?

ポモドーロ・テクニックによるメリットは、
集中力が持続する、オンオフの切り替えができる、慢性的な肩こりや体の疲れが軽減する、
作業量の管理がしやすくなる、自己管理能力の向上、モチベーションアップなどが挙げられます。

休憩時間にストレッチをプラスするとパソコン作業による腱鞘炎の予防や、
腰や背中の痛みの軽減にもつながります。

発達障がいの方にも有効

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の方は、人によって様々な特性がありますが、
一度に多くの情報を脳内に留めておくことが苦手なため、
教わったことが抜け落ちてしまうことがよくあるそうです。

また「一つの業務に集中できない」「ミスや見落としが多い」という傾向が見られるそうです。

ADHDの傾向がある方の場合は、タイマーなどで時間を測り、
決められたルーティンで周期的に休憩を挟むことにより、仕事のミスを減らすことができます。
また、多くの人にとって「ポモドーロ・テクニック」を取り入れることは、有効な仕事術となります。

長時間パソコンの作業を続けてしまって、
作業後の疲労感・疲弊感がひどいという方や生産性をあげたいという方はぜひ試してみてください。

参考リンク

サントリーウエルネス 
https://www.suntory-kenko.com/column2/article/3147/

WEB会議DEどうでしょう
https://webmtg-dodesho.com/pomodoro-technique/