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フリースクール|フリースペース|適応指導教室|学習支援教室|不登校特例校の役割について
2024年02月26日(月) |

こんにちは☺
今回は、フリースクール、フリーススペース、適応指導教室、
学習支援教室、不登校特例校のそれぞれの役割についてご紹介します

もくじ

フリースクールとは

一般に、不登校の子供に対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設を言います。

また、おもな特徴としては、入学資格を設けていないこと、
異なる年齢の子供が集まっていて、学校のように決まったカリキュラムがないことなどが挙げられます。

小中学生の場合、義務教育期間中なので、小中学校に籍を置いたままフリースクールを利用することになります。
そして小中高生ともに在籍校の校長が認めた場合、フリースクールへの登校が在籍する学校の「出席扱い」になります。

サドベリースクール、オルタナティブスクール、サードスペースなど団体によっていろいろな呼び方をしていますが、
大きい概念でいうとフリースクールです。

フリースペースとは

フリースクールとともに不登校などの子供用の民間の受け皿となっている団体または組織のことを言います。

既存の学校のような固定的なカリキュラムや時間割を持たず、
毎日をどう過ごすかは子供の自主性にゆだねられていることが多いです。

フリースクールと区別する明確な基準はなく、それぞれがどう自称するかによって決まります。

適応指導教室とは

不登校の子どもの集団生活への適応、情緒の安定、基礎学力の補充、
基本的生活習慣の改善などのための相談・適応指導(学習指導を含む)をおこなうことにより、
学校復帰を支援し、不登校児童生徒の社会的自立をサポートするという役割があります。

教育委員会が在籍校以外の施設に設置する教室で、
教育支援センターとも呼ばれ、児童・生徒が在籍する学校と連携を取り、
個別カウンセリングや教科書を用いた指導、集団での指導などを計画的かつ組織的に行います。

教育相談室のように、児童・生徒の相談を行うだけの施設は含みません。

不登校特例校(学びの多様化学校)とは

不登校特例校は、学習指導要領の内容などにとらわれずに、
不登校の状態にある児童生徒の実態に配慮した特別な教育課程を編成し、実施している学校です。

文部科学大臣が指定する学校で、
正式名称は「不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校」です。

学習支援教室とは

子どもの学習支援教室は、生活困窮者自立支援法をもとに、
子どもの学習・生活支援事業として、 家庭の経済的な事情や何等かの問題などにより、
学習が進んでいない中高生等を対象とした学習支援を始め、
進学や進路、日常的な生活習慣に関する支援など、子どもと保護者の双方に必要な支援を行っています。

参考ホームページ
CALORE(カローレ)
https://npo-calore.jp/business/gakushushien/

主に小中学生が利用できる施設の説明は以上です☺
次回は主に高校生が利用できる施設についてご紹介いたします

ここまでご覧いただきありがとうございました☺

maria