メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)

SDGsとは(16)
2023年11月27日(月) |

皆様こんにちは、視覚障害と聴覚障害を持っていて在宅勤務をしているHayatoです。SDGsシリーズ第16弾がやってまいりました。


前回は13番目の目標「気候変動に具体的な対策を」について私の所感を申し上げました。

前回の内容はこちら



今回は14番目の目標「海の豊かさを守ろう」について申し上げます。


皆様、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。

はじめに

2016年時点では私たちが使っているペットボトルやビニール袋などのプラスチックゴミが年間900万~1400万トン、海に流れ出ていたそうです。

なぜそうなっていたのか


消費者からは、容器や包装のプラスチック、タイヤや靴に使われている合成ゴムなど、家庭や道路の陸上から風や雨によって流れ込む場合と、衣類の合成繊維、洗顔料や歯磨き粉に角質を取り除く粒、いわゆるスクラブ材として用いられた小さなプラスチックが、家庭排水に含まれて流れ出し、下水処理をすり抜けてしまう場合があるとのことです。

目標に対する取り組み例のご紹介

欧米では、「MSC認証」が広まっているそうです。

※MSC認証は、「海のエコラベル」とも呼ばれ、海の環境に配慮した魚の獲り方を守っている水産物に与えられるラベルです。

他にも海洋プラスチック削減の取り組みとして、イニシアティブ「NextWave」があります。
NextWaveは、プラスチックごみの海洋への流出を、今後5年で300万トン削減することを目指すイニシアティブです。

このイニシアティブにはデルを筆頭に、イケアやハーマンミラーなど世界の企業が参加しており、加盟企業はそれぞれにプラスチックごみ削減の取り組みを進めています。


日本の企業では、廃棄物のリサイクルや河川汚染問題の改善に繋がる技術開発など、技術方面での研究が進められているそうです。

所感


廃棄物はきちんとゴミとして収集に出す手順を踏んで行わなければと思いました。


歯磨き粉などの小さなプラスチックの粒子はある程度はやむを得ないにしても、ポイ捨てなどはいけないと改めて感じました。

もちろんこれは2016年時点の事例ですから、今は改善されて何らかの製品に含まれているプラスチックも減ったかと思います。


また、そもそも脱プラスチック製品が使われている場面も多いでしょう。


そうした改善があっても未だ海洋資源の減少は著しく、漁獲量や水質汚染などの問題は良く報道されているのではないでしょうか。


例えば、魚に限らず海産物はすっかり値上がりしてしまったのは個人的には残念に思います。

これから海水の汚れを除去して海に戻すことが出来るような技術の発展を願うばかりです。

願うばかりで私には何もできないことがもどかしいですが、海の豊かさを維持できるようになってほしいと思います。



今回はSDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」について、私の感じるところを申し上げました。

次回もSDGsの目標についてとりあげていきたいと思います。


皆様、お付き合いいただきありがとうございました。