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火災の概要
2024年02月22日(木) |

皆様こんにちは、視覚障害と聴覚障害を持っていて在宅勤務をしているHayatoです。防災についてのシリーズ第8弾がやってまいりました。


前回は地震の概要と対策についてご紹介しました。

前回の内容はこちら

電気ストーブやこたつなど火災の危険が高まる今の季節。火の用心といってもどこから手を付けたらいいのか戸惑う方も多いかと思います。

そこで、今回は火災への備えと火災発生時の対応についてご紹介します。
皆様、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。


火災の定義


はじめに、火災とはどのように定義されているのでしょうか。
調べてみると、


火災とは、人の意図に反して発生し、もしくは拡大し、又は放火により発生して消火の必要がある燃焼現象であって、これを消火するために消火施設又はこれと同程度の効果のあるものの利用を必要とするもの。


または人の意図に反して発生し、もしくは拡大した爆発現象をいう。


となっていました。

参考:火災の定義等(丹羽広域事務組合消防本部)

火災の種類


火災とは何かについては上記の通りですが、おおまかに火災といっても様々な種類がありますよね。


そこで火災の7つの種類について以下ご紹介します。

  • 1 建物火災・建物又はその収容物が焼損した火災をいう。
  • 2 林野火災・森林・原野又は牧野が焼損した火災をいう。
  • 3 車両火災・原動機によって運行することができる車両及び被けん引車又はこれらの積載物が焼損した火災をいう。
  • 4 船舶火災・船舶又はその積載物が焼損した火災をいう。
  • 5 航空機火災・航空機又はその積載物が焼損した火災をいう。
  • 6 その他火災・1~5に含まれない火災をいう。
  • 7 爆発・人の意図に反して発生し又は拡大した爆発現象をいう。


火災損害・火災によって受けた直接的な損害をいい、間接的な損害(消火のために要した経費等)を除く。

火災損害=焼き損害(焼けた損害)+消火損

確かな行動の備え


ここまでは火災の定義と種類についてご紹介しました。火災が起きた時のことを想定して以下のような対策をしておくと良いそうです。

  • 家具類の転倒・落下・移動防止対策をしておく
  • 消火の備えをしておく
  • 防災行動力を高めておく
  • 防災知識を身につけておく
  • 地域の危険性を把握しておく
  • 家族で話し合っておく
  • 火災発生の早期発見と防止対策をしておく
  • 非常用品を備えておく
  • 怪我をしたり、避難に支障がないように家具を配置しておく
  • 家具やテレビ、パソコンなどを固定し、転倒・落下・移動防止措置をしておく
  • 火災の発生に備えて消火器の準備や風呂の水のくみ置き(溺れ防止のため子どもだけで浴室に入れないようにする)をしておく
  • 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を設置しておく
  • 普段使用しない電気器具は、差込みプラグをコンセントから抜いておく
  • 電気に起因する火災の発生を抑制するため、感震ブレーカー(分電盤型)などの防災機器を設置しておく
  • 自治体の防災マップ等で、自分の住む地域の地域危険度を確認しておく
  • 自宅や学校、職場周辺を実際に歩き、災害時の危険箇所や役立つ施設を把握し、自分用の防災マップを作っておく
  • 日頃から防災訓練に参加して、身体防護、出火防止、初期消火、救出、応急救護、通報連絡、避難要領などを身に付けて おく
  • けがの防止対策をしておく
  • 家屋や塀の強度を確認しておく
  • 家屋の耐震診断を受け、必要な補強をしておく
  • ブロックやコンクリートなどの塀は、倒れないように補強しておく
  • 非常用品は、置く場所を決めて準備しておく
  • 冬の寒さなど、季節を考慮した用品を備えておく
  • 車載ジャッキやカーラジオなど、身の周りにあるものの活用を考えておく
  • スマートフォンの予備バッテリー(PSEマーク付)など、必要な電源を確保しておく
  • 新聞、テレビ、ラジオやインターネットなどから、防災に関する情報を収集し、知識を身につけておく
  • 消防署などが実施する講演会や座談会に参加し、過去の地震の教訓を学んでおく
  • 大きな地震の後に同程度の地震が発生する可能性があることを理解しておく
  • 食器棚や窓ガラスなどには、ガラスの飛散防止措置をしておく
  • 停電に備えて懐中電灯をすぐに使える場所に置いておく散乱物で怪我をしないようにスリッパやスニーカーなどを身近に準備しておく。
  • 地震が発生した時の出火防止や初期消火など、家族の役割分担を決めておく
  • 外出中に家族が帰宅困難になったり、離れ離れになった場合の安否確認の方法や集合場所などを決めておく
  • 家族で避難場所や避難経路を確認しておく
  • 台風等の風水害が同時期に発生した場合を想定しておく
  • 普段のつき合いを大切にするなど、隣り近所との協力体制を話し合っておく

参考:身の安全の備え 初動対応の備え 確かな行動の備え(東京消防庁)

本記事では火災について、定義と種類や対策といった概要をご紹介しました。

次回も防災についてとりあげていきます。