はじめに
モチベーションが低下したり、心身の状態が良くない時、
やりたいことや目標を見つけるのは難しいことですよね。
そのような時に、ツールを使って自己分析をし、
いきがいを見つけることができると気持ちも前向きになっていきます。
今回は自己分析に役立つツールである、SWOT(スウォット)分析について簡単にご紹介します。
SWOT分析とは
SWOT分析は、自分や自分の組織(会社やチームなど)の目標を達成するために行う作業です。
自分や自分の組織の強み・弱みなどを知り、それを視覚化します。そして必要な改善点や戦略を把握します。
SWOTとは4つの言葉の組み合わせであり、それぞれの頭文字をとったものです。
・Strength(強み)
・Weakness(弱み)
・Opportunity(機会)
・Threat(脅威)
SWOT分析の始め方について
まず「強み」では、自分の得意なスキルや経験、独自の特徴を見極めます。
これによって自分の目標、やりたいことに「強み」がどのように役立つかが分かります。
自分の強みを把握することで、自信を持って新たな挑戦に取り組むことができます。
「弱み」は、自分の弱点を克服することは成長の機会と捉え、改善策を考えることです。
心身のエネルギーが低い時でも、小さなことから始めることで、弱点を克服する力になるでしょう。
例として「自分の強み:好奇心旺盛」「自分の弱み:集中力が続きにくい」のように
目線を少し工夫してみることで、何が強み・弱みとなるかを整理することができます。
次に世の中で言われている「機会」や「脅威」を書き出していきます。
例えば機会に「AIにより面倒な仕事を自動化する」と入れたら、
脅威に「AIにより職が奪われる」などと入れるのも良いでしょう。
そして未来に向けてのチャンスを活かす方法や、潜在的な脅威にどう対処するかを検討します。
SWOT分析をもとに「クロス分析」を行う
SWOT分析は自分のできることできないことを整理し、
未来に向けてどのような事をやるべきかを考えるのに有用なツールです。
心身のエネルギーが低い時ほど、自己理解を深め、未来の可能性を見出すのに役立ちます。
挫折や困難に直面した際、自身の強みや弱みを振り返り、
新たな目標に向けて前進する出発点として活用することができます。
おわりに
SWOT分析を行うと、自分の持っているものを客観視することができ、
建設的に物事を考えられるようになると感じました。
皆さんも自己分析としてSWOT分析を取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考リンク
ステップハウス
https://www.stephouse-recruit.com/article/swot-analysis
salad 障害を持つ方の就職情報サイト
https://salad-knowdo.com/blog/goal-hint-tool240216/