就業者インタビュー Wさん
自己紹介
年齢は49歳。障がいは脊髄損傷による両下肢麻痺です。
在宅就業4年目、振り返ってみた感想
皆さんも同じように感じるかもしれませんが、時間が早く過ぎたなと思います。
大変だったこと
大変だったということは正直感じていなくて、以前は在宅勤務をすることによって、あまり人とのつながりがないとか、ひきこもりで仕事をするとかいったようなイメージはありましたが、今はそういったことはなく、色々なお仕事をさせていただくので、さまざまな情報を得たりすることによって世界が広がったなという感じがしています。
色々なお仕事をさせてもらうことによって、自分でできることが増えていきました。
最初の頃と違って、視点を変えてみるとすごく自分にとって良いことが多かったなと感じます。
孤独感を解消するコツ
待っているのではなく、自分の方からアクセスしていけば、そんなに孤独感は感じないのではないかと思います。自分からコミュニケーションを取るということを怠らなければ、寂しいということはないと思います。
聞くか聞かないかを迷う前に、聞いた方が仕事がはかどるのもあるし、より早く進められるので、定着支援の方とコミュニケーションを取るような感じで仕事をさせていただいていて、スムーズに業務を進められたかなと思います。
在宅就労のコツについて
一番は自分のペースで仕事をするということ。周りのペースにつられるのではなく、あくまでも自分のペースでやっていくということと、「最初から自分には無理かな」という決めつけや先入観を持たないでやっていくことが継続につながるのではないかと思います。
これから仕事を始めようと思っている方も先入観を持たないで、仕事をやってみて決めればいいのではないかなと思います。
やってみて良かった仕事内容
コミュニケーションの取り方として社内ミーティングみたいなのを増やしていただいて、定着支援の方との連絡もそうですが、気持ち的に楽になることが多いし、楽しいですね。
あとは業務で分からないことに関しては自分でまず調べてみて、それでも分からなければ他の方に聞くという形とらせていただいているのですが、自分での調べ方もだんだん方向が見えてきていて、意外と気が付かないうちにスキルが身についてきたりということが多いので、本当にやってみないと分からないと思います。
今後の目標
今後は就業を長く続けるというのが第一目標です。
あとはOfficeソフトを少し前に購入したのですが、まだ使いこなせていないので、そこのスキルを上げられるように勉強していきたいです。
在宅就労を考えている方へのメッセージ
合っているか合っていないかはやってみないと分からないということが多いと思うので、とりあえずチャレンジしてみるのは長い目で見てアリかな、と思います。