就業者インタビュー Mさん
自己紹介
年齢は20代で神奈川県に住んでいます。視覚障害全盲と聴覚障害難聴を持っており、在宅就業を始めて3年目です。社会人経験自体は合計で3年半になります。
在宅就業3年目、振り返ってみた感想
在宅就業1年目はGoogleワークスペースやWordpress初心者ということで、使い慣れるまでに苦労しましたが、勤怠・体調共に安定していました。
2年目については業務スピードも上がり、ブログ作成の業務に積極的に取り組むようになりました。
在宅勤務のメリット
在宅就労ができている、業務が上達していると思ったポイントは2つあります。
1つ目は「聞こえ」が調整できるという点です。私は聴覚障害を持っているため、在宅勤務ですとパソコンのスピーカーを経由した音声を聞きますので、自分の聞こえやすいようにボリュームを調整できるという点があります。
2つ目は場所移動がないという点です。私は全盲ですので、場所移動のストレスが他の人よりもあり、それがないという点が非常に大きいです。
在宅就労のコツについて
業務についてはこまめに報告・連絡・相談をするということを心がけています。
業務以外の所で気分転換など工夫していること
まずは健康管理についてですが、私は毎朝室内でもできる運動を行っています。それによって体調を安定させることができています。
また、週に1~2度は外出をして気分転換をするようにしています。
挑戦してみたい業務
今までは文章を書く業務が多かったのですが、データ集計業務など数字を扱った業務などにも挑戦していきたいと思っています。
今後の目標
1つ目は新規の業務に積極的に挑戦することです。インターネットを使った業務やブログ作成業務に取り組むことができるようになったので、新規の業務があれば積極的に取り組みたいというふうに思っています。
2つ目は業務以外に関してです。今は実家暮らしですが、いざ一人暮らしになった時のためにある程度の家事スキルを身につけたいと思っています。洗濯や料理のスキルを身につけたいです。今は自分でお皿を洗うようにしています。
在宅就労を考えている方へのメッセージ
コツコツとこなす業務が向いている、好きだと感じている方へお勧めの仕事です。そして一人で抱え込まないということが大切かと思います。
在宅就労となると周りに誰もいないので、困ったことがあった時に一人で解決しようとして、その結果自分ではどうにもならないような事態に陥ってしまうと在宅就労が嫌だと感じてしまうかもしれませんので、ストレスなくこなせるように報告や連絡、相談をこまめに行うとよいと思います。