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レジリエンスとは?意味や高めるポイントをご紹介します(5)
こんにちは、レジリエンスシリーズ第5弾がやってまいりました。
前回はレジリエンスを高める方法についてご紹介しました。
本記事では前回までの内容について、私なりのまとめと感じたことを掲載させていただきます。皆様、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。
シリーズのまとめ
レジリエンスとは
レジリエンスとは「精神回復力」のことでストレスに適応して乗り越える力です。一方で、ストレス耐性は「耐える力、処理する力」をさすため、適応するという所で異なります。
ストレスの種類
ストレスには様々な種類があり、科学的要因や環境的要因、肉体的要因に分けられます。
科学的要因は空間的な環境、環境的要因は場所や社会情勢の変化、忙しさなどのストレスなどです。肉体的要因は体調や体感温度など。
レジリエンスを高める為には
レジリエンスの向上には環境調整や振り返り、目標を持つなどのPDCAにもかかわってくる部分を行うことも必要となります。また、物事に対して長い目で見るという考え方もポイントです。
考察
レジリエンスとは「ストレスから立ち直る力」で、その力の高さは人によるため、以下のことが大切だと感じました。
- 自分なりのストレスマネジメント方法を複数用意しておくこと
ストレスにただ耐えるだけではいずれ限界を迎えてしまう事もあるため、ストレスとなることへの対応方法やストレス発散方法、相談できる相手を見つけ、良い関係を維持することが大切だと思います。
- PDCAを欠かさない
小さな目標から今目の前にある問題、自分の今ある感情に対しても焦らず冷静に分析することが必要だと感じました。
挑戦してみたこと・行ったことに対して振り返りの機会を持ち、良い点や成長した点・目標を見つけるなど、肯定的にとらえることで「もうだめだ」など後ろ向きな気持ちでいることのストレスを少しでも減らす事も大切だと思いました。
また、ネット上にあるようなツールを用いてストレスチェックをすることもよいと思います。
自分が今何に対してストレスを抱えているのか、「そんなものはない」と感じていても、実はストレスになっていることがあるなど知らぬ間にたまったストレスで精神を病んでしまわないように、毎年複数回(2~3回)ストレスチェックの機会を設け、その結果次第で対処すべき点にはきちんと対応をすることで心身の健康の維持につながると考えます。
いかがでしたか。本シリーズではレジリエンスについてご紹介しました。
本編を通して少しでもレジリエンスに興味を持っていただけましたら幸いです。
私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。