メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
皆様こんにちは。視覚障害と聴覚障害を持っていて在宅勤務をしているHayatoです、SDGsシリーズ第15弾がやってまいりました。
前回は12番目の目標「つくる責任、つかう責任」について私の所感を申し上げました。
今回は13番目の目標「気候変動に具体的な対策を」について申し上げたいと思います。
皆様、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。
世界では気候変動による自然災害などが30年ほど前と比べて多発しているそうです。
日本でも東日本大震災や台風による被害などニュースで報道されているかと思います。
地球温暖化も著しく進行しており、夏は最高気温が40度と地球沸騰化が取り沙汰されました。
こちらの目標のターゲット(課題)には気候変動を食い止める・リスクマネジメントの教育を高める、国としての政策を整えるなどが掲げられています。
目標に対する取り組み例のご紹介
フィンランドでは、サステイナブルな選択をするための情報発信サイト、「Think Sustainably」を2019年6月に立ち上げています。
また、スウェーデン・デンマークなど北欧の国々ではスワンエコラベル(Nordic Swan)認定を受けた商品が多く使われているそうです。
(エコラベル認定を受けた商品は原材料の採取から製品の流通までの一連のプロセスが環境にやさしいので、気候変動をなくすために身近なところで大きく役立っていると思われます。)
※ノルディックスワンエコラベルは、1989年のノルディック閣僚会議にて北欧諸国のデンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン向けの自主的なエコラベル制度として設立されました。
多国間エコラベル制度は、これが世界初の導入で、現在では25000以上の製品がこのエコラベルで販売されています。
所感
取り組みについて、今後も流通までの時点で環境にやさしく、パーツなどの再利用ができるような製品が暮らしに浸透していけば良いなと感じました。
また、リスクマネジメントについては確かに個人レベルで知識を深め、具体的な対策などの行動をとれるようにする必要がある感じました。
政策などは整うまでに時間がかかるものですが、その間にも自然災害が起こる可能性は十分にありますよね。
災害は勘弁してほしいと思っても待っていてくれるものではないので、個人でいざという時にも冷静に、安全に動けることと災害から立ち直りやすくするための備えは必要だと感じます。
今回はSDGs13番目の目標「気候変動に具体的な対策を」について、私の思う所を申し上げました。
次回もSDGsの目標についてとりあげたいと思います。
皆様、お付き合いいただきありがとうございました。
私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。