ニュースルーム

【知って労わろう❤こころとからだ】連休明けの仕事がつらい😢~五月病や六月病の対策~

はじめに

今回より【知って労わろうこころとからだ】をメインテーマに、普段から頑張り過ぎなこころとからだを労い、大切にしていくための様々な情報をお届けしていこうと思います。

今回は「五月病と六月病」についてのお話です。

新年度が始まると、環境が変わるとともに人間関係も変わります。

職場の雰囲気や新しい仕事に慣れてきた頃、何となく心身の調子が悪くなることはありませんか?

世間では「五月病」と呼ばれ、新入社員だけでなく、多くの人が経験しています。。。

五月病とは?

「五月病」とは、新しい職場の緊張や新しい仕事のプレッシャーを経験した後、大型連休であるゴールデンウィーク明けに「朝起きられない」「やる気が出ない」「食欲がわかない」「頭痛がする」といった症状が現れる状態のことです。

新年度のスタートに伴う仕事量の増加や業務内容の変化などで、新入社員でなくとも五月病にかかってしまう可能性があります。

五月病は正式な医学用語ではなく、5月に発症しやすいことから名付けられた症状の通称です

病院では症状に応じて「適応障害」や「うつ病」と診断されることもあります。

六月病とは?

「六月病」とは、新入社員が研修や配属終了後の6月頃に訴える心身の不調の症状のことを指します。

六月病も医学的な病名ではなく、別名「新五月病」とも呼ばれます。

症状は五月病と同様に「やる気の低下」「頭痛」など様々です。

新しい環境に慣れるために4月~5月を一生懸命乗り切った後、気分の落ち込みや体調不良を感じる場合、それは六月病の兆候かもしれません。。。

五月病や六月病の症状とは?

五月病・六月病にならないための対策と対処法

五月病や六月病を未然に防ぐため、以下のような対策を取り入れてみてはいかかでしょうか😃

1.ストレスを発散できる趣味を持つ

五月病の主な原因は「ストレス」とされています。

そのため、どのようなことにおいてもストレスを溜めないことが最も効果的な予防法です。

ストレスを解消する方法として、お気に入りの音楽を聴いたり、ドラマを見たり、読書をしたり、

何か夢中になれる趣味などを持つことがおすすめです。

自分の好きなことに没頭することで、仕事や人間関係のことを一時的にでも忘れることができ、心の負担を軽減することができます。

2.心身を休めよう

疲れた時ほどリラックスして心身を休める時間を持つことが大切です。

良質な睡眠は健康に欠かせないため、規則正しい生活や食事、睡眠環境を整えて、質の高い睡眠を取ることを心がけましょう。そして栄養バランスの良い食事を摂取し、心も身体も労わりましょう。

3.適度に体を動かしてみよう

デスクワークが多い方は長時間座りっぱなしで肩こりになるなど、血流が悪くなり体が凝り固まってしまうといった症状が多く見られます。

そのような時は、定期的に体を動かすことで心身ともにリフレッシュさせましょう。

また、体を動かして適度な疲労感を得ることはストレスを和らげることに役立つといわれています。

運動不足の方は、まずは軽いストレッチや散歩から始めてみるとよいでしょう。また、階段を使ったり、いつもより少し遠回りをするなど、積極的に体を動かす習慣を取り入れることもおすすめです。

「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、心の安定に深く関与する脳内神経伝達物質のことで、

不足すると精神が不安定になるとされていますが、適度な運動はこのセロトニンの分泌を増やすことができると言われています。

リズミカルな運動(有酸素運動など)を反復すると、セロトニンの分泌を促すことに繋がります。

まずは簡単な運動から、ご自身に合った方法で少しずつ取り入れてみましょう。

4.朝日を浴びよう🌞

簡単に「幸せホルモン」セロトニンを分泌させるなら、日光浴がおすすめです。

タイミングとして良い時間帯は、起床してから30分以内がベストです。

朝日を浴びると1日の始まりを体に知らせ、体内時計をリセットする効果が得られるため、清々しく1日をスタートさせることができます。

5.悩みは溜め込まないで相談してみよう

仕事で嫌な出来事があった時、それを他の人に話すことで気持ちが楽になることがあります。

一人で悩まずに、友人や家族、カウンセラーなどに素直な気持ちを打ち明けてみることはストレスの解消法として大変効果的です。

友人と悩みを共有することや楽しい時間を過ごすことは、五月病には効果的な対策の一つです。

悩みを抱え込まずに相談することで、何か新しい視点を得たり、解決策を見出すことにもつながっていきます。

おわりに

五月病・六月病の症状を感じた場合は、まずは体をゆっくり休めましょう。

そして十分な睡眠と栄養を取り、趣味に没頭したり、好きなことを思いっきり楽しんで、ストレスを緩和させましょう。

環境の変化による気分や気持ちの揺らぎは、誰にでも起こり得ることです。

通常は2~3週間ほどで少しずつ症状が軽減し、1カ月ほどでかなり症状が軽くなることが多いとされています。

ですが「2~3週間経っても症状が改善しない」「症状がますます重くなっている」といった場合はセルフケアだけでなく、精神科や心療内科を受診し、専門医に相談してみましょう。

五月病や六月病は早めの対処が肝心です。

不安定な季節こそ、揺らぎがちなこころとからだを労わって、早めに対策をしてあげましょう😊