就業者インタビュー Tさん
自己紹介
精神的な病気と付き合って15年になります。在宅勤務を始めて3年目になりました。
シンビーオを利用する前の課題や困りごと
私は自分の病気をなかなか認めることができず、一般枠で仕事をしていました。
仕事をするにあたって病気のことを話して仕事をしたり、病気を隠して仕事もしましたが、なかなか理解してもらえず、どんどん辛くなってしまい、無理をしすぎてボロボロな状態になってしまいました。
私には子供がいますが、子供たちに言われた一言が今でも忘れられないのですが、「学校から帰ってきたらおかえりと言ってほしかった」ということを何度も言われました。
その当時は無理な状況だったので、すごく自分を責めましたし、環境も変わればいいなと思っていました。
シンビーオを通じて在宅就労することになった経緯について
当時は環境も色々と変わり、メンタルもボロボロな状態だったので、病気のことも認めなきゃいけないと思って、認めるようになり、近くの就労支援センターに相談をしに行きました。
当時の担当の方から「こんなお話がきているのですが、どうですか?」という提案をしていただき、
その時にシンビーオとつながりました。
「在宅できる仕事とはどんなことをするのだろう」という不安もとてもあったのですが、「仕事をしたいです」とお返事しました。
シンビーオを利用して解決したこと
在宅勤務をするようになって、驚くほど全てが安定しました。仕事に行かなければいけないという緊張感と職場の雰囲気にのまれて困っていたことが全てなくなりました。
やはり自分のペースで仕事ができるというのもありますが、病気のことを理解してもらえるというのが一番大きく、色々とサポートしていただけるので、私にとってはとても安心感がありました。「無理しないでくださいね」という声かけも安心感があります。
コツコツとする仕事が多いのですが、私にはとても合っています。
在宅就労のデメリット
運動不足になることです。何かしなきゃと思いますが、運動する機会が減ってしまっているので、
それがデメリットだと思います。
デメリットはそれだけです。最初は孤独感があるのかなと思いましたが、サポートしていただいているので、完全に一人という感じではないので、それが合っているのかなと思っています。
今後の目標
日々の生活でいっぱいいっぱいなところもありますが、体調も含め安定して、いずれは何か資格を取りたいと思っています。パソコンのスキルなど自分の仕事に活かせる資格を取れるといいなと願っています。
在宅就労を考えている方へのメッセージ
外で働いていると色々なストレスがあると思います。在宅は孤独感があると思っているかもしれませんが、全くそういうことはないです。お子さんが小さい方も、とても働きやすい環境だと思うので、
ぜひ一度考えてみてはいかがかなと私は思います。
コツコツ仕事に打ち込めるので、そういう方に向いている仕事なのかなと思います。
自宅ですとメリハリをつけないと、やる気などが落ちてしまうかもしれないですが、こまめに休憩もできますし、集中する時は集中できますし、本当に自分のペースで仕事ができると思うので無理のない範囲でできるのが一番良いと思います。
体調が悪い時は休憩しながら仕事ができるのが在宅の特権だと思います。