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(北海道・東北地方編) ご当地漬物のご紹介
2025年02月17日(月) |

北海道と東北のお漬物

皆さんこんにちは、こちらでは北海道と東北地方で食べられているお漬け物をご紹介します。


北海道

鰊漬け

約20日間、ニシンを短冊切りにし、大根やキャベツとともに漬け込んでつくられる漬物です。

流氷漬け

白菜や大根などの野菜の間に鮭やその他の魚介類を挟み込んだ、北海道の伝統的な浅漬けです。

甘口の糀漬けで、鮭の鮮やかな紅色と野菜の色合いが食卓を華やかに彩ります。

夕張メロンの漬けもの

間引かれた夕張メロン(摘果メロン)を材料に作られる漬物です。甘い通常のメロンとは異なり、調理用としてお漬物などに利用できます。

市販の浅漬けの素でも漬けられます。


青森

ねぶた漬

青森の代表的なお土産物で、数の子や昆布、するめ、大根、きゅうりなどが入った醤油ベースの漬物です。

昆布から出る粘りに醤油タレが絡み、歯ごたえのある食材がやみつきになります。

すしこ

蒸したもち米に、浅漬けした赤じそやキャベツ、きゅうりなどを加え、乳酸発酵させて作る青森ならではの郷土料理です。

米どころである津軽地方の西北地域に伝わり、稲刈りや農作業の時期に食べられていました。

津軽漬け

数の子や大根、スルメ、昆布などを秘伝の醤油で漬け込んだもので酒の肴や贈答品としてピッタリで、炊きたてご飯や季節の野菜ともよく合います。


岩手

弁慶のほろほろ漬け

岩手を代表する醤油ベースの刻み漬けで、唐辛子の爽やかな辛さともろみの素朴な味わいが特徴の逸品です。

金婚漬

岩手県花巻市に古くから伝わる伝統的な漬物で、美しい切り口が漬物の芸術品と呼ばれ、花巻人の「おもてなしの心」を表す食文化といえる逸品です。

白瓜の中にニンジンやゴボウ、シソの葉などを昆布で巻いて詰めて漬け、漬け込むほどに深くまろやかな味になります。

青なんばんみそっこ胡瓜

国産のきゅうりと青唐辛子(南蛮)、味噌を絡めたお漬物です。

甘辛い味噌とカリカリとした歯ごたえが特徴で、ご飯のお供やお酒のつまみにも!


秋田

いぶりがっこ

燻製にした大根を米ぬかや塩、ザラメなどの調味料に漬け込んだ秋田を代表する漬物です。

秋田の方言で漬物を「がっこ」、燻すことを「いぶり」と呼ぶことからこの名前がつきました。

スモーキーな燻製の香り、パリパリとした食感、発酵による旨みや塩気、茶色っぽい色合いが特徴の逸品です。

大綱漬け

秋田県特有の食文化である「いぶりがっこ」の一種です。大根を煙で燻して漬け込み、秘伝の漬け床で熟成・発酵させて作られます。

パリパリとした歯ごたえと甘めの味付けが特徴で、食卓の一品や酒の肴として楽しめます。


山形

近江漬け

山形県を代表する漬物で、「おみ漬」の語源とされています。

山形青菜(せいさい)や大根、人参、きくいも、紫蘇の実などを刻んで塩漬けにした郷土料理です。

あっさりとお新香感覚で食べることができ、採れたての野菜の歯ざわりと味わいが楽しめます。

あつみかぶ漬け

山形県鶴岡市温海地域で古くから栽培されている温海かぶを甘酢漬けにした漬物です。

温海かぶは、古来からの焼畑農法で栽培される希少な在来野菜で、旨味成分であるグルタミン酸を白かぶの2~4倍多く含んでいます。

もみおしきゅうり

山形県尾花沢の特産品である漬物で、菊漬けの原材料にアミノ酸などの健康成分と、醸造酢や食塩などがが組み合わさって作られています。

厳選されたきゅうりの歯ざわりを活かし、菊やわらび、しその実を加えて特製白醤油で味付けしたさっぱり風味の逸品です。

※菊漬けは食用菊に醸造酢、砂糖、清酒、アミノ酸等調味料、酸味料、醤油、味噌、還元水飴、食塩、 酵母エキスなどが使用されています。


宮城

南蛮みそ

青唐辛子を味噌に漬け込んだ辛味調味料で、ご飯やお酒のお供として人気で、料理のアクセントとしても使える万能調味料です。

発酵によって引き出される深い旨みとコクがポイントで、ピリッとした辛さと味噌のまろやかな風味が絶妙に調和しています。

仙台長茄子漬け

すんなりとした細長い茄子を塩漬けや醤油漬けにした仙台の漬物です。

柔らかく上品な味わいで温かいご飯はもちろん、酒の肴やお茶請けなどに食べられています。

国産唐辛子南蛮漬け

青唐辛子や唐辛子味噌などを原料として作られる漬物で、古くから保存食として親しまれてきました。

仙台では牛たん焼き定食の付け合わせとして定番の漬物で、卵かけご飯とも相性がよいと言われています。


福島

いか人参

漬物というよりおかずに近いですが、するめいかとにんじんを醤油やみりんの甘辛いたれに漬けた逸品で、江戸時代後期から食べ継がれ、福島県ではお正月に欠かせない伝統の一品でした。

にんじんのパリッとした食感と、するめいかの旨みがしみ込んだあと引く味わいがポイントです。

館岩蕪(たていわかぶ)

会津伝統野菜の赤カブで、肉質が緻密で甘味が特徴です。

余蒔胡瓜

半白胡瓜のような淡い緑色で、頭の部分がやや濃い緑色になっています。


ご飯に漬物、テイクアウトや冷凍食品のおかずがあれば無理せず晩御飯が完成しますよね。漬物の種類でちょっと目先の変わった食卓にしてみませんか?

疲れた体に漬物で明日への活力を。それではまた。