メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
皆様こんにちは、SDGsシリーズ第4弾がやってまいりました。
前回は17の目標の1つ目について私の意見を申し上げました。
今回は2つ目の目標「飢餓をゼロに」について申し上げたいと思います。皆様しばしお付き合いいただけましたら幸いです。
飢餓をなくすにはやはり栄養のある食べ物・飲み物を充分にとれる必要がありますよね。
充分にというのはどの程度の量なのか人によって違いますが、栄養失調に陥らない、暮らしに困らない程度の量は必要かと思います。
日本でも栄養失調という言葉はお聞きになったことがあるのではないでしょうか。「満足に食事をする時間もない/経済的に厳しい/倹約したい」などで食べられない、食べないなどは場合によってはあるかと思います。
充分な量が手に入らないということは少なくとも今の日本では想像しにくいでしょう。しかし、世界を見るとそうした問題に苦労している人々も少なくないことを申し上げておきます。
(そう考えると現在の私は幸せ者だなと食のありがたみを感じます)
日本でも近年野菜や魚介類などの価格高騰が続き、このままでは量はわかりませんが手に入る種類が限られてしまうことは想像できます。
価格高騰はそれらの食材の収穫・漁獲量自体が環境問題で少なくなってしまったことも原因ですから、すぐにどうなるものではないでしょう。特に台風や海水温の上昇が悩ましい地域では難しい問題かもしれません。
しかし、こちらも長期的に見て「安全に」「気候に左右されない環境で食べ物を作る」ということは解決しなければいけない問題だと思います。
目標に対する取り組みの例
それではこちらの目標に対して具体的にどんな取り組みがされているのか、以下にご紹介します。
wfp(国際連合世界食糧計画)では、被災地や紛争地帯に食料を届ける・食料が足りない国々に対して学校給食プログラムなどの支援を行っているそうです。そのほかにスウェーデンやデンマークでは、発展途上国と呼ばれている国々に対して農業技術の提供といった食品生産量を増やすための支援をしているとのこと。
イタリア・フランス・日本では食品の排気量を制限する、リサイクルを推奨する法律が定められています。
日本の企業では、廃棄される食品を調味料に利用する、代替食品の開発などといったリサイクルや開発など技術方面での取り組みがあります。
所感
取り組み事例について、日本ではリサイクルはもちろんのことですが、食料の生産量を増やしていけることが理想だと感じました。
誰もが食べ物に困らない生活を送れることは健康の第一歩であり、持続可能な社会を目指すうえで重要な問題だと考えます。
本記事ではSDGsの目標「飢餓をなくそう」について私の感じるところを申し上げました。
次回もSDGsの目標についてとりあげたいと思います。
私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。