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風水害に備えよう
2024年05月22日(水) |

風水害に備えよう

皆様こんにちは、防災についてのシリーズ第9弾がやってまいりました。
前回は災害の基礎知識ということで火災についての概要と対策をご紹介しました。
前回の内容はこちら

今回は風水害についてご紹介します。
皆様、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。

風水害とは

台風で荒れる海と木々のイラスト


まず初めに、どのような災害が風水害に分類されるのでしょうか。

調べてみると、

風水害とは強風や大雨による災害および洪水、高潮、波浪による災害が
複合して起こる災害を風水害といいます。

暴風や大雨はある程度まで到来時期や規模を予測することができますが、
集中豪雨のように予測の難しいものもあります。
水害では、堤防の決壊や崩落による浸水、排水機能の低下による災害などがあります。

参考:風水害の基礎知識/とりネット/鳥取県公式サイト

風水害対策について

ハザードマップを見る親子のイラスト


風水害の定義については上記でご紹介した通りです。
それでは風水害への事前の備えとしては何ができるのでしょうか。

事前の備えには以下のようなことがあるそうです。

  • 避難に必要となる情報を知る
  • 避難行動を考える
  • 地域の風水害リスクを知る
  • いざという時のために必要なものを備蓄(最低3日間、1週間やその先を見据えた分)しておく

風水害発生時の対応

ここまでは風水害の概要と対策をご紹介しました。
ここからは実際に風水害が発生した、あるいはその危険がある場合についてご紹介します。

簡易な浸水防止方法

土のうのイラスト

風水害の速報が出た場合、避難するほかに、まずは様子を見ることも必要です。

浸水に備えるには「土のう」「水のう」「止水板」などを活用します。
ゴミ袋に半分程度の水を入れた「簡易水のう」を隙間なく並べたり、
止水板の代わりに長めの板など利用する方法もあります。

どの地域がどの程度の規模で災害が発生しているか分からなければ対応のしようがありませんよね。
そういった情報を知るためにはハザードマップで確認しましょう。

参考:ハザードマップについて

様々な避難行動

どこかへ避難しなければならないような風水害が起きてしまった場合、
その時にいる場所よりも相対的に安全な場所(※)へ直ちに移動しましょう。

※浸水のリスクがある地域の場合
自宅や施設等の少しでも浸水しにくい高い場所、近隣の相対的に高く頑丈な建物

※土砂災害のリスクがある地域の場合
自宅や施設等の崖から少しでも離れた部屋、近隣の頑丈な建物

避難する先としては以下のような場所があります。

  • 親戚・知人宅等
  • 避難所

また、避難所へ避難をする際には、
マスク、体温計、水・食料、消毒液等の衛生用品は各自で持参し、
避難場所等における感染防止対策を徹底しましょう。

→風邪やけがをした時に処置が遅れているとそこから何らかの病気に感染するなど集団感染のリスクもあります。

参考:風水害に対する備えと行動 – 東京都防災ホームページ

いかがでしたか。
本記事では自然災害の1つである風水害について、概要と対策をご紹介しました。
次回も防災について、自然災害を知るという視点で取り上げていきます。