メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
皆様こんにちは、SDGsシリーズ第17弾がやってまいりました。
前回は14番目の目標「海の豊かさを守ろう」について、私の所感を申し上げました。
今回は15番目の目標「陸の豊かさも守ろう」について申し上げたいと思います。
皆様、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。
陸の豊かさということで生態系の話になるのですが、昨今は生態系の崩壊するリスクが高まっていたようです。
日本でも過去に外来種が放置されていて騒がれているなどのニュースは見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
生態系とは別な話になるのですが、森林や自然環境の保護についての世界の取り組みを以下でご紹介します。
目標に対する取り組み例のご紹介
グリーン・コモディティ・プログラムでは、地球に優しい持続可能な産業を目指すための取り組みが行われているそうです。
※グリーン・コモディティ・プログラム:国連開発計画(UNDP)によって設立され、社会的・環境的配慮を改善という目的のため活動をしている
そのほかにも国際的な取り組みとして、FSC認証があります。
SFC認証とは、「Forest Stewardship Council(森林管理協議会)」という国際機関が行う森林認証制度です。認定された独立した第三者認証機関による審査の後、規格を満たしたと判断された場合に発行されます。
森林環境や地域社会に配慮しつつ、経済的にも持続可能な生産方法で作られた木材に「FSC認証マーク」が与えられます。
企業の取り組みには以下のようなものがあるそうです。
- 素材と製法にこだわったコールドプレスジュース
- コールドプレスジュースの製造過程で出るジュースの搾りかすの有効活用(サスティナブル活動)
- ※コールドプレスジュースとは、スロージューサーと呼ばれる低速回転のジューサーで材料に熱を加えず(コールド)、強い圧力をかけてすりつぶして(プレス)搾ったジュースのことです。スムージーとの違いは果物の繊維質が残っているかどうかにあるそうです。
- スムージーはミキサーで食材を砕いただけなので繊維質が残り、コールドプレスジュースは果汁のみででさっと飲めるようです。
所感
過去にニュースで見たことを生態系という視点で見てみると、野生のクマやシカと遭遇した・襲われたなどのニュースも毎年報道されていますが、彼らも生態系にとっては必要な存在だと私は思います。
植物に関しても、保護や植林の課題がこちらの目標に対するターゲット(課題)で掲げられています。
植物は地球温暖化を食い止める重要な存在ですから、保護・増殖は進んでほしいと思います。私は全盲ですので手入れなどはかなり厳しいですが、せめて歩いているときだけでも植物を見かけた際には極力触れないようにしたいです。
今回はSDGs15番目の目標「陸の豊かさも守ろう」について申し上げました。
次回もSDGsの目標についてとりあげたいと思います。
皆様、お付き合いいただきありがとうございました。
私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。