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過ごしやすい秋の到来。蕎麦のあれこれと秋のおすすめ紹介 
2025年10月08日(水) |

こんにちわ。

暑かった夏が終わり秋が深まってきましたね。
秋になると新蕎麦の時期となってくる地域も多いのではないでしょうか。
今回はいつでも簡単に食べられる「蕎麦」について調べてみました。


・蕎麦粉ができるまで

蕎麦の栽培できる生育温度は0~45℃くらいと言われています。
日本中どこでも栽培可能でいろいろな地域で作られています。
寒い地方のほうが品質がいい蕎麦が育つと言われています。

よく「◯◯蕎麦」という名前を聞くことがあると思います。
長野県の「信州蕎麦」や岩手県の「わんこそば」は一度は耳にしたことがあるかもしれません。
どちらも寒い地方ですね。

栽培期間は3カ月程度で、春に種をまき夏に収穫する夏蕎麦、夏に種をまき秋に収穫する秋蕎麦があります。
味や風味も良好で収穫量も安定している秋蕎麦が多く栽培されています。

新蕎麦はほとんどの場合、秋蕎麦のことを言います。

蕎麦は日当たりと水はけがよければ作ることができます。
ただし、茎は弱く倒伏しやすいので生育し過ぎないようにします。

耕して種をまき、水を絶やすことなければ、ほとんど発芽し生育します。
2カ月ほどで白やピンク色の花を咲かせます。

花が枯れた頃になると、蕎麦の実が一本の茎に数粒実ります。
褐色したら収穫できます。
黒い皮の中に蕎麦の粉が入っている実を「玄蕎麦」と言います。

収穫した「玄蕎麦」は土や石等が付着しているため、石抜き作業をして不純物を取り除きます。

その後は、磨きの作業をして汚れを取り除き表面を綺麗に仕上げます。
そこから製粉工程をしていきます。
製粉には一般的にロール挽きと石臼挽きがあります。


そこまでの工程を経て、蕎麦打ちができるようになります。


・蕎麦の栄養について

①量、質、共に高いたんぱく質💪

白米は100gあたりのたんぱく質量は2.5gで蕎麦だと4.8gになります。
白米と比べると100gあたり約2倍ほどのたんぱく質を含んでいます。

そして、蕎麦は白米や小麦などの穀類に比べると、第一制限アミノ酸(一番欠けているアミノ酸)になりやすい「リシン」を多く含んでいるため、必須アミノ酸のバランス評価の指標になるアミノ酸スコアが高く、とても質の高いたんぱく質を摂取することができるのです。

②豊富な食物繊維

そばの皮は水溶性食物繊維であるペクチンが多く含まれていて、腸の中で水を吸収し、膨らんでいき、便通改善効果が期待できます。

また、不溶性食物繊維のセルロースが腸の働きを活発にする効果があり、便秘の解消に効果的と言われています。

食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにするため、糖尿病や肥満の予防に効果的です。


秋は涼しく過ごしやすい季節ですが、夏の疲れや寒暖差で体調を崩すことも多い季節です。

今回調べた蕎麦やカボチャやリンゴなど秋に旬な食べ物をいただき、体調管理をしてハロウィンなどのイベントを楽しんでいきたいですね。

秋にオススメのものをまとめたPDFファイルを下記に載せておきます。
ダウンロードも出来ますので良かったら活用してみてください。