メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
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視覚障害者と読書
2023年11月02日(木) |
本記事では視覚障害者がどのようにして本に触れているかについてご紹介します。
読書の方法には大きくわけて3通りあり、どれもみなさん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
- 点字図書
点字ユーザーが利用していることがある図書です。本の内容を点訳した(点字で書いた)物を総称しています。
- 録音図書
オーディオブックや専用に録音された図書を耳で聞いてたのしみます。
- 電子書籍
皆さんおなじみの電子書籍アプリをスクリーンリーダーを活用して楽しんでいます。
このほかにルーペや拡大読書器という機械で拡大したものを直接読むという形があります。
ルーペは拡大鏡、拡大読書器は文字の拡大とコントラストの調整や罫線の投影機能などを備えた機械です。
今回は読書のスタイルについてご紹介しました。もちろん趣味は人によって違うのですが、ハンデを乗り越えた楽しみ方があるということを知っていただけたら幸いです。
私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。