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電子レンジで飲み物を温める際にぬるくなる理由と対策について
こんにちは、寒いですね。
そんな時は暖かいものが飲みたくなりますが、わざわざお湯を沸かすのは面倒だと感じる方もいることと思います。
そんな時に役に立つのが電子レンジです。
レンジで温めた飲み物は底の方がぬるくなりがちですが、その理由についてご説明します。
飲み終わりの付近がぬるい理由
電子レンジで飲み物を温めると底の方がぬるいということはありませんか?これは加熱の仕組みが関係しています。
電子レンジはマイクロ波を使って食材を加熱しますが、この波は食材の水分に吸収されて熱を発します。
底の部分は直接的に容器に接触しているため、周囲の冷たい部分から熱が失われやすいという影響を受け、全体が均等に加熱されるわけではなく、表面部分が先に加熱され、温度差が発生することがあります。
このため、表面が暖かく底の方が比較的ぬるく感じられることがあります。
さらに、容器の材質や形状、電子レンジの出力設定、加熱時間なども影響を与える要因です。
対策
飲み物全体を均等に温めるためには、途中でかき混ぜてあげることが有効です。
ただし、それだと飲み物が暖かくなるまで短い間隔でこまめにかき混ぜる必要があり、若干手間がかかりますよね。
私は以下の方法によって飲み物を一度で温め、底の方まで暖かい状態で飲み切れるようにしています。
低い出力で時間をかけて加熱する
我が家の電子レンジは600wが基本の電子レンジですので、加熱時の温度を500wに設定することで時間をかけています。
その場合、500W3分40秒で温めると丁度良いと感じています。
→600wでホットミルクは約3分、500wに置き換えると3分36秒です。
多くの場合、加熱時間の設定時間は5分まで、レンジについているレバーひとつまみで10秒単位なので四捨五入して3分40秒としています。
加熱時間について、600wは500wの1.2倍なので、加熱時間も600wの場合の1.2倍とすると計算しやすいかと思います。
その際、分は秒に直すと計算しやすいです。
加熱時間を1.2倍にする場合、「0.3分」のように時間に直しづらい数値となってしまいますよね。
でも大丈夫です。そんな時は1より小さい数字に60(秒)を書ければ簡単に1分未満の秒数をもとめることができます。
例:0.3分→18秒
0.8分→48秒
注意点
加熱時間を設定する際は以下によって調整することをおすすめします。
- 飲み物の種類や量
- レンジの性能
- 容器の種類
種類や量によって熱すぎになる場合や、暖まりやすい材質の容器で加熱すると取り出すのが大変な場合もあります。
以上
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私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。