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ねこりんごの気になるシリーズ。牛乳編②ノンホモ牛乳とは?
2025年02月25日(火) |

こんにちわ。ねこりんごです。

今回はねこりんごが好きな牛乳について調べていこうシリーズの第2弾です。
ねこりんごの気になるシリーズ。牛乳編① 殺菌方法について はこちらをクリック。 


・牛乳にとって大事な作業
ホモジナイズ(均質化)

前回は殺菌方法である「低温殺菌」「高温殺菌」の違いをまとめました。
今回は「ホモジナイズ」についてです。

ホモジナイズ」とは生乳にある乳脂肪球の大きさを細かい粒子に分解していくことをいいます。
生乳の脂肪球の大きさは、直径0.1~10マイクロメートルといわれており、まとまっていない状態です。
生乳を何もせずそのままの状態で置いておくと比重の軽い脂肪球は生乳の表面に浮いてきてドロっとしたヨーグルトのような層ができます。
このままだと味が表面と下部では均一にならないため、「ホモジナイザー(均質機)」という機械で、圧力をかけ狭い隙間を通過させることにより、脂肪球を細かい粒子にしていきます。

ホモジナイズ」することによって均質化された牛乳は脂肪球が分散しているので、最初から最後まで味が一定になります。
また脂肪球に溶けている脂溶性ビタミン(ビタミンA・D)も均一にとれるとのこと。
また脂肪球が細かいので消化吸収がよくなるメリットもあります。

スーパーなどで市販されているほとんどの牛乳は「ホモジナイズ」されています。


・「ノンホモジナイズ」
という製法。

ホモジナイズ」に対する製法で「ノンホモジナイズ」と呼ばれる製法もあります。
よく略して「ノンホモ」と呼ばれることが多いです。

「ノンホモ」の場合、大体がパッケージに表記されています。

味が均一化できない「ノンホモ」ですが、なんといっても一番のメリットは生乳に近い味わいを楽しめることです。
脂肪球を均質化しないことで表面に脂肪分が浮き、「クリームライン」という生乳の生クリームのようなものができます。

「ノンホモ」には「よく振ってからお飲みください」などの文言が大体記載される。


しっかりを振るとクリームは牛乳に分散して均一化できますので問題なく飲むことができます。
そして消化が遅いため、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするといった違和感などを感じにくくなるそうです。

牛乳を飲んでお腹に違和感を持ったことがある方もいらっしゃると思います。

今回は「ホモジナイズ(均質化)」について調べてみました。
「ノンホモ」製法の牛乳はほとんどの場合「低温殺菌」製法となります。
逆に「低温殺菌」製法で「ホモジナイズ」製法の牛乳は結構スーパーなどであったりします。
「ノンホモ」「低温殺菌」の牛乳は賞味期限が短いので牧場や直営ショップなどでしか売っていないかもしれません。
高原や牧場にお出かけの機会があれば「ノンホモ」「低温殺菌」の牛乳を味わってみてはいかがでしょうか。

山形県鳥海高原。高原で飲む牛乳は格別です。