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障害者手帳割引が使える日帰り温泉施設♨茨城版その②♨

2023年10月12日（木） |

余暇情報

こんにちは！なみこでございます。

シリーズ「障害者手帳割引が使える日帰り温泉施設」、

前回のブログ「茨城版その①」に引き続き

今回も茨城県内の施設をご紹介いたします。

下記にはご紹介施設をまとめた資料（PDF）もございますので、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お出かけの際のご参考になれば幸いです。

前回のブログでは「温泉用語を深掘りしてみよう！」をテーマに「温泉の定義」や「療養泉」についてお話しさせていただきましたが、今回は療養泉を分類した「泉質」とそれに伴う「適応症」について少し触れてみたいと思います。

まずは「泉質」と「泉質名」について。

「泉質」とは温泉に含まれている成分の科学的性質のことを指し、簡単に言うとお湯に含まれる成分別に分けられた「温泉の種類」を示したものです。

そして療養泉の定義※１を満たした温泉にのみ与えられる成分別の呼び名を「泉質名」と言い、下記表のように10種類の「泉質」に分けられています。

※１出典：環境省「温泉の定義」

上記のように分けられた療養泉において、それぞれの泉質にて療養することにより効果が期待できる病状・症状のことを「適応症」と言います。

この「適応症」には、泉質を問わず療養泉全てに共通した「一般的適応症」というものがあり、浴用・飲用ともに温泉療養での効果や効能を示すものです。そして「この温泉はこの病気や症状に効く！」といったように、泉質別に定められた「泉質別適応症」との二通りに分かれています。

それとは反対に、一度の温泉療養でも（浴用・飲用ともに）身体に悪影響を及ぼす可能性のある病状・症状を指す「禁忌症」というものがあります。この「禁忌症」は全ての温泉に共通する「一般的禁忌症」と泉質別に定められた「泉質別禁忌症」、さらに成分の含有量によって定められた「含有成分別禁忌症」（温泉水の飲用時のみ）と分けられています。

次は泉質の紹介とともに「泉質別適応症」を見ていきましょう。

出典：環境省「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」

出典：日本温泉協会「温泉名人」｜温泉百科｜温泉の泉質のいろいろ

　　　日本温泉協会「温泉名人」｜温泉百科｜適応症と禁忌症

出典：温泉部｜温泉まめ知識｜【1分で分かる】泉質と効果効能（適応症）一覧まとめ！療養泉は普通とは違う？

上記のように10種類に分けられた泉質ですが、どんな温泉でも療養泉の基準・定義を満たしていない場合は泉質名を付ける事は出来ません。そして泉質名を付けられないとなると、同時に適応症を表記することも出来なくなります。そういった場合は「温泉法上の温泉・温泉法に該当する温泉」（温泉法による温泉の条件は満たした温泉ですよ、という意味）として表記されることとなり、施設の掲示やHPサイト等で紹介されているような「温泉の含有成分」や「効果・効能」の情報をもとに、その温泉の持つ性質を施設独自の表記によって確認することが出来ます。

泉質名がない、療養泉ではない温泉だからといって、効果や効能がないわけではありません。

泉質はいわば「温泉のキャラクター」。

泉質が表すように、温泉は含まれている成分によって色や匂いも肌当たりも違うし、効果も様々。そもそも温泉療養は含有成分の効用だけでなく、様々な複合要素（血行促進などの物理的な刺激や自然環境がもたらすストレス軽減など）が作用して身体的にも精神的にも効果を発揮するものなので、肌質や体質に合わない、または一般的禁忌症に近い病状・病態がある時以外は、その温泉の泉質の持つキャラクターが自分に合うか合わないか、好きか嫌いか、という好みの問題だけなのです。

★刺激が強めの性質がある温泉はキャラ濃いめ、クセも強めの個性派温泉😎

★成分的には薄めでも、クセがなく肌当たりが優しい性質の温泉はいつも穏やかな愛されゆるキャラ的温泉😀

★さらにガツンとくる刺激やパンチの効いた匂いのある温泉、希少価値が高い温泉は超個性派の強キャラ仕様の温泉😈

上記が３大勢力といったところでしょうか笑