メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
こんにちわ、ねこりんごです。

今回は北海道上士幌町(かみしほろちょう)にある「タウシュベツ川橋梁(きょうりょう)」をご紹介していこうと思います。
※ご注意ください。
「タウシュベツ川橋梁」は崩落の可能性があるため、随時、アクセス情報は変わる可能性があります。
自治体や「タウシュベツ川橋梁」関連のサイトを各自ご確認ください。


1937年完成した長さ130mのコンクリートアーチ橋である「タウシュベツ川橋梁(きょうりょう)」。
森林資源などの運搬のため、1937年に旧国鉄士幌線の上士幌(かみしほろ)から糠平(ぬかびら)の間に開業されました。
渓谷を抜けるためにたくさんのコンクリートアーチ橋が建設。
そして1987年に士幌線が廃線、アーチ橋はそのまま現存されているという形で現在に至っています。
水位が上昇する5~6月頃くらいから沈みだし、夏頃には湖底に沈んでいくといわれています。
季節によって出現するアーチ橋は日本で唯一の「タウシュベツ川橋梁」。
そのため幻の橋といわれるようになりました。
・老朽化が深刻化している

幻の橋と呼ばれ、多くの観光客に愛されている「タウシュベツ川橋梁」なのですが、水没と出現が繰り返されており、年月もたっているので老朽化が現在も進んでいます。
退廃的な美しさも魅力のひとつなのですが、2017年以降は数か所で崩落があり、近い将来、橋としてつながっている姿が見られなくなると言われています。
・補修保存か?
自然風化か?

北海道の産業遺産でもある「タウシュベツ川橋梁」は、補修して保存してほしいとの意見も聞かれるそうです。
補修にかかる多額の金額や、橋が湖面から現われる期間が短く、工事をするのは難しいことなど、多くの問題からこのまま時間とともに風化を見守ることとなりそうです。
・アクセス方法
※ご注意ください。
「タウシュベツ川橋梁」は崩落の可能性があるため、随時、アクセス情報は変わる可能性があります。
自治体や「タウシュベツ川橋梁」関連のサイトを各自ご確認ください。
下記アクセス方法は2024年12月時点のものです。
このまま崩れ行く運命を辿りそうな「タウシュベツ川橋梁」ですので橋としての形を見たいのであればあと何年持つかわからない状態となってきました。
気になるアクセス方法ですが少し他の観光スポットに比べてると大変かもしれません。
「タウシュベツ川橋梁」見学には主に3つの方法があります。
①タウシュベツ展望台から見学。
※約750メートル離れた場所になります。

②NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターの有料ツアーを利用する。

③「道の駅かみしほろ」で林道ゲートの鍵を借り、
車などで個人で行く。

以上3つの見学方法がありますが、北海道ですのでヒグマが生息しており、個人で訪れる場合には安全に考慮して見学してください。
また、林道はダートになり、約4キロほどありますので運転する場合はパンクなどにも気をつけてください。
1番安全なのはガイドツアーだと思います。
不安な方はこちらをご利用されたほうがいいでしょう。
・橋としての姿を見たいのであれば
あまり時間は残されていないかも。
なかなかアクセスなどを考えると気軽に行くことができない「タウシュベツ川橋梁」。
しかし、その魅力は訪れた多くの方を虜にしてきました。
時が止まったような錯覚に陥る不思議な空間です。
ねこりんごが訪れた2015年の時でも、もうすぐ崩落するだろうと言われていました。
いつか行こうと思っていると、なくなっていたり、行けなくなってしまうことも多々あると思いますので見たい方はお早めに行かれてみたほうがいいかと思います。



青森県在住で、在宅でお仕事させていただいています。
障害の特性で音や人の視線や気配が気になりやすいので、
在宅で仕事ができる今の環境にとても感謝しています。
障害者雇用求人が少ないなど、
地方からの視点でどんなことが困るのかなど発信したり、
旅が好きなので、自然豊かな綺麗な場所などをお伝えしていければと思います。