メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
レジリエンスとは?いみやたかめるぽいんとをごしょうかいします(4)
こんにちは、レジリエンスシリーズ第4弾がやってまいりました。
前回はレジリエンスについて、そもそもストレスとなることの例をご紹介しました。
ここではレジリエンスを高める、ストレスに適応する力を高めていく方法についてご紹介します。
レジリエンスを高めるには以下の10通りの方法があります。
- 家族や友人・他人と良い関係を作ること
いざという時に相談できる・信頼できる人達と良い関係を築き、心の支えとする。
- 克服できない問題としてとらえない
起こった問題に対して深刻に考えるのではなく、「何とかなる」と楽観的に考える。
→何とかするという積極的な気持ちを持つのでもよいのではないかと思います。
変化を生活の一部分として受け入れる
変化したことは戻らないため、その変化に耐えられるよう変化を受け入れて適応していく
- 目標に向けて進むこと
問題に直面した時、なんの変化もない時はできることから着実に前へ進んでいく
→問題をいっぺんに解決しようとするとどこから手を付けて良いかわからないので、できることから始める
- 断固とした行動を取ること
自分の意志で決断し、きっぱりと行動に移す。「案ずるよりも産むが易し」のように心配するよりはとりあえずやってみる。
- 自己発見のための機会を探すこと
努力が実らなかった場合でも何事も経験であったとして自己発展の機会を見つける。
→振り返りの機会をもち、次へと生かす、目標や成長点を見つけるなど(失敗は成功の基、良薬は口に苦し、明日は明日の風が吹くなど)
- 自分に対する肯定的な見方を持つこと
何に対しても後ろ向きな考えではなく、良い点を見つける。
- 物事のとらえ方についての展望を持つこと
起こったことに対して長い目で見ることでその時の深刻さからくるストレスを緩和する
- 希望に充ちた見方を持つこと
起こったことに後ろ向きな気持ちでいるのではなく、楽観的にとらえる。(ポジティブシンキング)
- 自分自身を大切にすること
自分の感情を整理してきちんとケアをする
→自分が今どう感じているのか、ストレスに感じていれば自分なりに対処するなど
今回はレジリエンスを高める方法についてご紹介しました。
本記事を通してレジリエンスを高めることにご興味を持っていただけましたら幸いです。
私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。