メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)

こちらはシンビーオを通じて働いている方たちが運用するブログです
PowerPointでイラストを描いてみよう!第6回-サンタクロースを描く-
2023年12月25日(月) |

皆さんこんにちは!まるともです。

前回は雪だるまを描きながら、「図形の結合」の方法をご紹介しました。
前回の記事はこちら→第5回 雪だるまを描く

今回は、前回の冒頭でもお見せした「サンタクロース」を作成していきます。

雪だるまとサンタクロース

作成には「図形の結合」と、今回新しくご紹介する「曲線」という機能を使って作成していきます。
曲線を使えるようになると、さらに複雑なフリーハンドに近い形を自由に描けるようになります。
ただし最初から曲線で複雑な形を描くのは大変なので、今回はサンタクロースの赤い帽子の部分にのみ使用します。
まずは簡単な形から作成し、少しずつ曲線の使い方に慣れていきましょう😉



1.顔と帽子を作る

まずは図形の「楕円」を使って顔のパーツを作成します。
次に、さっそく新しい方法の「曲線」を使って帽子のパーツを作成します。
最初から思い通りの線が引けなくても、Ctrlキー+Zキーで一つ前の作業に戻ったり、
あるいは作成した後でも形を選択後、Deleteキーを押せばすぐに消去できるので、ゆっくりやっていきましょう。
多少変な形になってしまっても、少しくらいなら後から作成する帽子の綿飾りなどで隠せるので大丈夫です👍

①図形から「楕円」を選択、②Shiftキーを押しながらドラッグして正円を作成
③作成した図形の色を肌色、枠線黒に変更

曲線機能を使うときのイメージは、下の図のような感じです。
作成したい形の輪郭を点つなぎで引いていき、最初の点とつなげて形を完成させます。

曲線機能の使い方説明

帽子の形は大まかにこんな形を作成するイメージで曲線を引いていきましょう。

今回作成する帽子の輪郭線イメージ
④図形から「曲線」を選択
⑤十字アイコンでクリックしながら曲線を作成
⑥画像が青くなったらクリックして描画終了、⑦作成された図形の位置を調整
⑧図形の色を赤、枠線を黒に変更

2.ひげを作る

つぎに顔の横からあごにかけてのひげを作ります。
このひげは図形の中にある「雲」を顔まわりにいくつか配置し、それらを結合して作成します。

①図形から「雲」を選択
②顔の4分の1くらいの大きさで雲を作成
③色を白、枠線を黒に変更
④パーツを複製、⑤複製したパーツを顔に沿わせて配置
⑥「雲パーツ複製・顔まわりに配置す」を繰り返す
⑦顔まわりのすべての雲パーツを選択、⑧図形の書式タブに切り替え
⑨図形を接合する、⑩ひげパーツ完成

3.帽子の飾りを作る

次は帽子の飾りを作ります。
ひげのパーツと同じように雲パーツを使い、今度はフワフワした綿飾りを表現しましょう。

①雲パーツで帽子の先に飾りをつける
②帽子の先につけたパーツを複製、③複製したパーツをおでこまわりに3、4個配置、④配置したパーツを結合


4.目と眉毛を作る

次に目や眉毛など、顔の細かいパーツを作っていきます。
眉毛は帽子の先につけた雲パーツを複製して利用しましょう。
目のパーツは、顔と同じように図形の「楕円」でShiftキーを押しながらドラッグして
小さめの正円を描き、色を黒に変更して作成します。

①~④帽子の雲パーツを複製し、眉毛のパーツを作成
⑤~⑥「楕円」を使い目のパーツを作成

5.口ひげと鼻を作る

最後に口ひげと鼻を作成します。
口ひげは図形グループから「涙形」を使って作成しますが、眉毛と同じように雲パーツを使ってもOKです。

①図形から「涙形」を選択
②~③涙形を描画し、塗りつぶしを白、枠線を黒に変更
④作成した涙形を左へ約45度回転
⑤~⑥パーツ複製、左右反転
⑦パーツの位置調整、⑧目のパーツを複製
⑨複製したパーツを肌色と枠線の色オレンジに変更
⑩作成したパーツを拡大、⑪鼻の位置に持ってきて完成

これでサンタクロースの完成です🎉
口ひげを涙形ではなく雲パーツで作成し、鼻を少し大きくすると下の画像のようになります。
パーツの形を変えるだけで、また違った雰囲気のサンタクロースになりますね😀

口ひげを雲パーツにした場合の画像

前回の雪だるまと合わせ、自由に楽しみながら作成していただければ幸いです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。
まるともでした♪