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【生物編】都道府県シンボルのご紹介(中部地方)
2025年10月28日(火) |

中部地方のシンボルとなっている生き物のご紹介

こんにちは、本記事では中部地方各県のシンボルとなっている生き物をご紹介します。


新潟

トキ

国の特別天然記念物で、薄紅色の羽毛が特徴的な大型の水鳥です。

昔は日本のほぼ全域に見られましたが、現在では佐渡島が主な生息地です。

繁殖期には頭から背中にかけて黒くなる色の変化も見られます。

飛行速度は時速60kmで、ニッポニア・ニッポンという学名があるそです。

くちばしは長く(約17cm)黒くて下方に湾曲しているほか、冠羽と呼ばれる後頭部の羽を広げ、警戒したり気分が良い時に立てることも特徴です。


富山

シロエビ

富山湾の海底谷「あいがめ」にしか生息しないために希少性が高く、体長約5~8cmの小さなエビです。

水揚げ直後は淡いピンク色で、その透明感と光沢から「富山湾の宝石」とも呼ばれま、その後漁港に到着すると乳白色に変化し、名前の通り「シロエビ」になります。

味はとろりとした食感と上品な甘みがあるのが特徴です。

他のエビと違い加熱しても赤くならないという特徴もあり、生ものや揚げ物など様々な調理法で楽しまれているそうです。

シロエビは富山を代表する水産物として、県内の観光や食文化を盛り上げています。


石川

イヌワシ

白山を中心に生息する日本最大級の猛禽類(もうきんるい)です。

翼を広げると2メートルにもなり、雄々しい姿と勇猛果敢な性格は県民に広大進取の気風を高め、県勢を全国に雄飛させるにふさわしいとされています。

全身は黒褐色ですが、後頭部は黄金色に見えることから「ゴールデンイーグル」とも呼ばれます。

巣は切り立った岩場の岩棚に作られブナやミズナラなどの枝や葉を使い、雪や雨が直接入らないように工夫されています。


福井

越前ガニ

雄のズワイガニのことで、鮮度が抜群な状態で市場に出回ります。

エサが豊富な日本海の好漁場で育ち、殻の中に身がたっぷり詰まっています。

そして、みずみずしくジューシーな甘みがあります。

甲羅にはカニみそがたっぷり入っていて、ほぐした脚の身と混ぜて食べることもできます。

福井で水揚げされた越前ガニには黄色いタグが付けられており、そのタグが産地証明の役割を果たしています。

雌のズワイガニは「セイコガニ」とも呼ばれ、外子と内子を楽しむことができます。


山梨

うぐいす

春を告げる鳥として知られ、他の鳥の雛を育てる慈愛深い習性を持つことから「明朗と慈愛」を表していると言われています。

くちばしと尾がやや長く、くちばしの根元から目の上うしろにかけて薄く白い模様があります。

警戒心が強く茂みや低木を動き回るため、じっと観察するのは難しいです。


長野

ライチョウ

高山に生息する鳥です。

ハトよりやや大きく、冬と夏で羽毛の色が白から褐色に変化します。

足には羽毛が生えています。

氷河期に南下し、中部地方の高山帯にとり残されたと推測されています。

ライチョウは長野にとって重要なシンボルであり、自然保護の象徴としても大切にされています。


岐阜

岐阜を代表する観光資源として知られている魚で、清流長良川の鮎は「世界農業遺産」に認定されています。

長良川の清流を象徴し、その美しい姿とスイカのような芳醇な香りが特徴です。

鮎は阜の食文化に深く関わっており、塩焼きや生き造り、唐揚げや煮物など様々な料理に使われています。


愛知

コノハズク

フクロウ科に属する小型の鳥で、愛知の山地に夏鳥として飛来します。

全長は約20cmと日本で最も小さいフクロウの仲間で、樹皮のような模様と茶色い体をしています。

その鳴き声から「声のブッポウソウ」とも呼ばれ、愛知の自然環境を代表する鳥として親しまれています。


静岡

三光鳥(さんこうちょう)

目の周りとくちばしが美しいコバルトブルーで、雄の尾羽が非常に長く約30センチにも達します。

その鳴き声から「三光鳥」と名付けられました。

雌と雄が共同で抱卵し、子育てを行います。

また、静岡では富士山周辺に生息しているそうです。


以上