メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
こちらはシンビーオを通じて働いている方たちが運用するブログです
社会人におすすめの資格 ISMS試験
2025年09月06日(土) |
ISMS試験の概要とメリットのご紹介
本記事ではISMS(情報セキュリティマネジメント)試験について、次の7項目をご紹介します。
- ISMS試験とは
- 資格取得にあたって得られる知識
- 出題範囲
- 受験の基本情報(対象・形式・難易度の感触)
- 試験対策
- キャリアアップにおけるメリット
- 転職におけるメリット
ISMS試験とは
情報セキュリティの基礎知識とマネジメントの考え方を問う公的資格で、IT部門だけでなく、総務・人事・経営など幅広い職種の方に有益です。
資格取得にあたって得られる知識
- リスクマネジメントの考え方と実務的な運用の基本
- 法令・規程に基づく遵守の意識と組織運用の知識
- セキュリティ対策の実装と運用の全体像
出題範囲
- 情報セキュリティの基礎知識
- リスクマネジメントの考え方と実務
- 組織運用・人員配置・教育・訓練
- 技術的・物理的対策の基本
- 法令・規範・倫理・事例
- インシデント対応・継続的改善の考え方
受験の基本情報(対象・形式・難易度の感触)
特定の前提資格は必要なく、IT部門以外の人も含めて受験可能です。
学歴・実務経験の有無よりも「知識を身につけたい気持ち」が大事です。
試験形式と難易度感
多くは選択問題で、時間配分や設問の難易度は年度により若干変更されることがあります。
基本的には「標準レベルのIT知識+情報セキュリティの基礎理解」が問われます。
試験対策
- 公式テキストや公式解説資料の読み込み
- 過去問の解答と解説の確認
- 模擬試験・練習問題で時間配分と弱点の洗い出し
- 図解・用語集を使って要点を視覚化
- 短期間のオンライン講座
必要な学習期間は、一般的に約1~2か月かかるといわれています。
キャリアアップにおけるメリット
<豊富なキャリアパス>
代表的な例として、次のようなキャリアアップ・転職の選択肢が存在します。
- 情報セキュリティ管理・運用部門
- リスクマネジメント・監査・内部統制
- セキュリティコンサルティング・アドバイザリ
- IT部門のセキュリティ設計・運用(SOC/セキュリティ運用、脆弱性管理、インシデント対応など)
- 組織横断的なセキュリティ教育・啓発担当
<企業からの評価>
次のような点で企業からの評価を高めることもできるでしょう。
- 基本レベルのセキュリティ知識を持つ人材としての信頼性
- セキュリティと業務の橋渡しができる人材としての価値
- 監査対応・法令遵守の理解度の高さで評価を得られる
転職におけるメリット
<転職市場でのアピールポイントになる>
転職の際に、エントリーや面接において次のような点を武器とすることも可能となります。
- 履歴書・職務経歴書に「ISMS資格取得済み」「情報セキュリティの基礎理解」を明記
- 実務経験と結びつけて、具体的なセキュリティ対策の取り組みや成果を記載
- 面接では、実務での課題解決のエピソードと資格の取得がどう役立つかをセットで説明
終わりに
ISMS試験は、情報セキュリティの基礎を固め、キャリアの幅を広げる良いきっかけとなるでしょう。
セキュリティマネジメントの需要が高まっている近年では、転職にも有効なアドバンテージとなります。
現職でのキャリアアップ・転職を考えている方、ぜひ受験を検討してみてはいかがでしょうか。

私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。