メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
近畿地方のフルーツ
こんにちは、本記事では近畿地方各県のフルーツをご紹介します。
三重
市木オレンジ
三重県紀宝町や御浜町で栽培されている、夏ミカンと温州ミカンを交配させた柑橘です。
市場にあまり出回らないため「幻のミカン」とも呼ばれています。
果汁が多く、酸味が少ないのが特徴で、スプーンで食べられることから「スプーンオレンジ」とも呼ばれています。
インターネットや産地直送で販売されていることが多いです。
三重県の「美し国みえの伝統果実」に認定されています。
訳あり品も販売されていることがあります。
五ヶ所小梅(ごかしょこうめ)
三重県南伊勢町で栽培される梅の品種で、「三重の伝統果実」に登録されています。
種が小さく、果肉が厚いのが特徴で、梅干しに適しています。
地域で長年守られてきたことから、「三重の伝統果実」として登録されています。
滋賀
アドベリー
ボイセンベリーという、日本ではほとんど栽培されていない果実を安曇川の特産品とするため、多くの方に親しまれる愛称として命名したものです。
生果実の大きさは約10g前後で、葡萄茶(やや紫を帯びた暗い赤色味)をしており、酸味と爽やかな甘さが特徴です。
たかつきメロン
滋賀県長浜市で栽培されるアールスメロンのことです。
ミツバチによる受粉、有機質肥料の使用、1本の木に1個の実をつける栽培方法により、糖度の高い、完熟したメロンを収穫しています。
たかつきメロンは、約40年の歴史があり、地元で親しまれてきた伝統果実の一つです
奈良
刀根早生(とねわせ)
奈良県天理市で育成された、平核無(ひらたねなし)の枝変わり品種である早生種の渋柿です。
平核無より約半月早く収穫でき、果実も扁平四角形で、種がないのが特徴です。
渋抜きして生食するほか、干し柿やあんぽ柿などの加工にも使われます。
ジャバラ
奈良県吉野郡で生産される柑橘類の一種で、ユズやカボスなどの仲間です。
強い酸味と独特の香り、そして「邪(気)を払う」と云われることから、その名で呼ばれています。
ナリルチンというフラボノイド成分が豊富に含まれており、花粉症の症状緩和やアレルギー抑制に効果があると言われています。
果汁はジュースやポン酢、マーマレードなど、様々な料理に活用できます。
京都
京たんご梨
京都府北部丹後半島で栽培される、さっぱりとした甘みと上品な味わいが特徴の梨です。品種は「ゴールド二十世紀」が中心で、糖度11.5度以上など、一定の品質基準を満たしたものだけが京のブランド産品として認証されます。
生食はもちろん、コンポートなどのデザートにも適しています。
疲労回復に効果のあるアスパラギン酸が含まれています。
京丹後メロン
京都府京丹後市で栽培されるメロンのブランド名であり、特に「アールス系」のメロンを指します。
この地域は昼夜の気温差が大きいため、糖度が高く、濃厚な甘みと芳醇な香りが特徴のメロンが育ちます。
「京のブランド産品」に認定されている「京たんごメロン」は、その中でもさらに厳選された高品質な「琴引メロン」です。
栽培から出荷まで、徹底した品質管理が行われています。
糖度は、15度以上が基準とされています。
なめらかで、芳醇な香りと上品な甘みが特徴です。
大阪
大阪いちじく
大阪府で栽培されるいちじくの総称です。
主に羽曳野市や南河内郡河南町などで生産されており、露地栽培で8月から10月頃に収穫されます。
主要品種は桝井(ますい)ドーフィンで、上品な甘みと柔らかい果肉が特徴です。
上品な甘みと柔らかい果肉が特徴です。
ペクチンやフィシン、アントシアニンなどが豊富で、便通改善や腸内環境の整え、コレステロールや糖質の吸収抑制、消化促進、抗酸化作用などが期待できます。
生食、乾燥いちじく、ジャム、コンポート、ソース、ワインや酢の醸造など、様々に利用されています。
デラウェア
小粒で種がなく、濃厚な甘みと皮が剥きやすいのが特徴のぶどうです。
主に柏原市で栽培され、5月から8月にかけて収穫されます。
生食はもちろん、ワインやドーナツなどの加工品にも利用されています。
柏原市産のデラウェアを使用したワインは、「100年フード」に認定されており、国際ワインコンベンションで受賞歴もあります。
ミネラルが豊富で、体力回復にも良いと言われています。
兵庫
ゴールデン・ベリーA
兵庫県加西市で栽培されているマスカット・ベリーAを種なしにしたぶどうのブランドです。
特徴は次の通りです。
- 大粒
- 濃い紫色
- 自然由来の白い果粉をまとい、果肉を保護している
- 果肉が締まっていて甘い
- 栽培開始:1955年
「灘」のびわ
海に面した南向きの傾斜面で栽培され、排水性もよく糖度が高く甘いのが特徴です。
和歌山
あら川の桃
和歌山県紀の川市桃山町で生産される桃のブランド名です。
この桃は、地元の歴史と栽培環境、そして品質基準が認められ、1994年に商標登録されています。
有田みかん
和歌山県有田地域で生産された温州みかんのことで、2006年に地域ブランドに認定されています。
全国的に有名なみかんのブランドであり、高級みかんとして知られています。
温州みかんの中でも、特に甘くて美味しいと評判で、全国の百貨店や高級フルーツ店で取り扱われています。
有田みかんは、品質管理が徹底されており、糖度や酸味、見た目などが厳しい基準を満たしています。
有田みかんは、収穫時期によって、極早生、早生、中生、晩生の4種類に分けられます。
1574年(安土桃山時代)に、肥後国八代(現在の熊本県八代市)から味が良いと評判だった「八代の小みかん」を有田に導入したという歴史が伝えられています。
現在も、有田地域では、みかん栽培が盛んで、日本一のみかんの産地として知られています。
以上

私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。