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鎌倉の紫陽花と一人旅のススメ
2025年06月20日(金) |

こんにちは。季節のお花と一人旅が大好きな、幸せを招く招き猫です。

今回は、先日お休みの日に遊びにいってきた「鎌倉の紫陽花」を、
旅行記のような雰囲気でご紹介させていただきます。

藤沢駅から久しぶりに江ノ電に乗って、紫陽花の名所として知られる
「長谷寺」を目指します。

路面電車として路上を走ったり、また線路の上を走ったり、
特に「電車が好き」という趣味のない私でも、江ノ電だけは特別です。
なんだかいつも、乗るだけでワクワクしてしまい、窓から見える景色にくぎ付けになってしまいます。

江ノ電の車窓から海が見えると、嬉しくて思わず写真を撮ってしまいます。

鎌倉高校前駅に江ノ電が停車した時、車窓から撮影した景色です。

長谷寺

長谷寺に到着しました。

長谷寺では、境内の山の斜面に設置された散策路「あじさい路」に、
約40種約2,500株のあじさいが群生していて、とても見ごたえがあります。

この「あじさい路」、以前は拝観料のみで無料で入場できたのですが、
去年から拝観券のほかに「あじさい路入場券」として、1名(小学生以上)500円が必要になりました。

今年からネットで事前予約ができるようになったので、前日にたまたま出たキャンセル分を予約して行ってきました。(本当にラッキーでした!!)

まずは長谷寺の境内に飾られた鉢植えの紫陽花を鑑賞します。

無料で見られるエリアですが、ここだけでもとても綺麗でした。

「和み地蔵」さんという、かわいいお地蔵さんがニッコリ微笑みかけてくれます。

約80段の階段を上って、本堂にお参りしたあと、
いざ、「あじさい路」へ!!

約130段ある階段を、とにかく上へ上へと昇っていく散策路なので、
足腰は結構しんどいですが、美しい紫陽花を鑑賞しながら、ゆっくり進んでいきます。

色とりどりの、様々な種類の紫陽花が咲いていて、本当に綺麗です。

なかでも、私は海をのぞむ景色が大好きです。

紫陽花ごしに、高いところから見下ろす湘南の海が美しく、
本当に癒されます。

「あじさい路」をくだってくる時に、
「あじさい観音」さんに出会えます。

お寺の雰囲気も存分に味わいつつの紫陽花鑑賞、本当に素晴らしかったです。
写真撮影は禁止ですが、本尊の「十一面観世音菩薩立像」が大好きで、
手を合わせて見上げると、思わずため息が出て、涙が溢れてきます。

紫陽花シーズンも素敵ですが、長谷寺は紅葉も綺麗なので、
ぜひまた行きたいです。

暑さと大混雑で、かなり疲れましたが、
欲張って二ヵ所目に移動します。

明月院

江ノ電で長谷駅から鎌倉駅に移動し、
そこからJRに乗り換えて北鎌倉駅で下車。
もう一か所、鎌倉の紫陽花の名所として名高い、「明月院」を目指します。

この日はとても暑く、移動するだけで疲れましたが、
「どうしても明月院の紫陽花が見たい!」という強い意志を持ち、
頑張って行ってきました。

明月院の入り口の橋にある、ウサギとカメの像が可愛いです。

明月院でも石段を上るのですが、
階下でも綺麗な紫陽花を見つけました。

紫色の縁取りのある紫陽花が、とても綺麗で癒されました。

少し疲れていたので、約30分程度、
境内にある木陰のベンチで、ゆっくり休ませていただきました。

日頃の喧騒を忘れ、静寂に耳を澄ませる時間に、とても癒されました。
それなりに混雑していましたが、北条時頼さんの墓所がある階下は比較的静かで、新緑や苔むした地面を眺めつつ、ゆっくり深呼吸をして疲れを癒しました。

朝から持参した冷凍ペットボトルもすっかり溶けてしまいましたが、
冷たい飲み物で喉をうるおし、涼しいところで座って休憩できる幸せを噛みしめました。

さて、いよいよ石段を登っていきます。
石段の左右に咲く、青い紫陽花は「明月院ブルー」と称され、その美しい風景がとても有名で、よく観光情報誌などで見かけます。

大混雑のため、人が居ない状態での撮影は無理でしたが、
できるだけ人の切れ目を狙って撮影しました。

あと、もう一か所有名な撮影ポイントがあります。
「悟りの窓」と呼ばれる、本堂の右側に位置する丸窓です。
暑い中、行列して私も写真撮影してきました。

この丸窓は、禅の心と真理、宇宙を表現しているのだそうで、
窓から見える後庭園が、絵画のように美しく、人気の撮影スポットです。

「花地蔵」さんという、ピアスとネックレスをつけた、オシャレで素敵なお地蔵さんもいます。

この花地蔵さんは、紅葉の時期には赤いネックレスとピアスに変わり、
とても素敵なのです。

明月院は本当に素敵なお寺なので、紫陽花シーズンでも紅葉シーズンでもなく、空いているときに、心静かにお参りしてみたいです。

帰り際にも紫陽花を再度鑑賞して、大満足です。

長谷寺も明月院も、紫陽花鑑賞で訪問したのは、実に8年ぶりでした。
コロナ禍の外出自粛などで、すっかり足が遠のいていましたが、
また元気に遊びにいけて、本当に嬉しかったです。

稲村ケ崎と海鮮料理

だいぶ疲労が溜まっていましたが、稲村ケ崎に移動して、
海辺の景色を満喫してきました。

しばらく海辺にたたずみ、広大な海をぼんやりと眺めたり、
目を閉じて、波の音に耳を澄ませつつ、瞑想してみたり、
本当に癒される素敵な時間を過ごせました。

仕上げはやっぱり海鮮料理です。
美味しいお刺身をいただいて、大満足でした。

お刺身の他に、アジフライなどもいただき、幸せを噛みしめました。

おわりに

今年は6月にしては異例の暑さで、梅雨のジメジメした天気も不快ですが、
急に暑くなった気候に、身体がついていかず、少々グッタリしていました。

そんな中でも、やはり「自分の好きなことをする」ということの大切さを再認識した、今回の日帰り一人旅でした。

休日に自宅でのんびり過ごすのも良いですが、
自宅でゴロゴロして過ごすときは、ついついテレビやPC、スマホなどを長時間見続けてしまうことが多いです。

そういう時間も大切ですが、仕事でもPCの画面を長時間見続け、
休日もずっと、テレビやスマホなどの画面を見続けてしまっては、
目と頭が休まるヒマがないよな…と反省しました。

自然を満喫し、五感を満足させつつ、
暑さを含めた季節の変化を楽しむことで、心に余裕がうまれます。

美しい景色を見ることでも癒されましたが、
私が今回、一番癒されたのは、自然の中での瞑想の時間でした。

自然の中にそっと身を置き、目を閉じて佇んでいると、
「おかげさま」という感謝の気持ちが湧いてきました。

梅雨で雨がイヤだとか、暑くてイヤだとか、
そんな小さな不満は、ワガママのように感じました。

四季の変化を楽しみ、強い日差しがあるからこそ感じられる、
涼しい木陰のありがたみに感謝して、日々を過ごしていきたいです。

皆様も、日頃の喧騒を忘れ、少し遠くまで出かけてみませんか?
きっと、いつもと少し違う自分と出会えるはずです♪