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🍎歩くねこりんご🍎青森県 十和田八幡平国立公園 蔦野鳥の森コース(蔦の七沼めぐり)
2025年06月23日(月) |

こんにちわ。ねこりんごです。

前回は5月中旬に岩手県久慈市の「小袖(こそで)海岸」を歩いてきました。
今度は6月上旬に「蔦野鳥の森コース」という楽しそうなところを見つけたので行ってきました。
蔦の七沼」がある散策コースとなっています。
行ってみたら想像以上に綺麗な場所でした。


・蔦野鳥の森コース
(蔦の七沼めぐり)

https://www.google.com/maps/place/%E8%94%A6+%E9%87%8E%E9%B3%A5%E3%81%AE%E6%A3%AE/@40.605105,140.9017637,13.13z/data=!4m6!3m5!1s0x5f9b15551ed79c43:0xba3c67f8ebf4fb47!8m2!3d40.5983745!4d140.9496247!16s%2Fg%2F11fmwpc4f6?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDYxMC4xIKXMDSoASAFQAw%3D%3D

ねこりんごのブログで何度かご紹介している「十和田八幡平国立公園」
八甲田山系、十和田湖、奥入瀬渓流など魅力的な場所がたくさんあります。

秋の八甲田周辺の記事はこちら↓
🍎旅するねこりんご🍎紅葉レポート② 青森県八甲田エリア

その中でも「蔦の七沼」のひとつ「蔦沼」は紅葉シーズンの燃えるような木々の色づきが朝日のリフレクションによって沼を真っ赤に染める美しい姿が見られるため、たくさんの観光客やカメラマンが世界中から訪れます。

たくさん見どころのある「十和田八幡平国立公園」。
写真は「地獄沼」。
登山せずに気軽に自然を体感できるところが多いのが魅力。

今回は下の地図画像にある沼すべて周るコースを歩きます。

蔦の七沼」と呼ばれる「蔦沼、鏡沼、月沼、瓢箪(ひょうたん)沼、菅沼、長沼、赤沼」の7つの沼の「赤沼」を除く6つの沼を散策できます。

赤沼」は分かれ道があって別の登山道を行くことになります。
そちらはまた機会があれば行ってみたいと思います。

6つの沼を散策するコースは写真を撮ったり、沼の鑑賞時間を含めるとおよそ1時間半くらいの所要時間となると思います。

「沼めぐりの小路」のオレンジ線のコースを歩きます。
蔦温泉から一周してくる感じになります。

「蔦温泉」さんの駐車場に車を停め、散策道に入っていきます。
駐車場の場所はこちらをクリック←

歴史と人気のある「蔦温泉」。なかなか繁忙期には予約が取れないそうです。

蔦温泉」内のすぐ近くに沼めぐり入口とあります。

蔦野鳥の森休憩所」というビジターセンターがありますのでこちらで色々な情報や注意点などを知ることができます。

「蔦沼」まで気軽に散策できますが、やはり熊には注意が必要。
バリアフリーの木道があり、道幅が広く、車椅子でも散策を楽しめます。

少し進むとウッドチップの歩道に変わります。
柔らかくて気持ちの良い感触です。
このあたりは車椅子で通る場合、少し狭く感じるかもしれません。

さすがにこの辺りのミズバショウの花のシーズンは終了。
このあと山の方を車で登りましたが6月でもまだミズバショウの花は咲いていました。残雪もまだまだありました。

蔦沼まで250mのところに到着。
水がキレイなのはもちろんなのですが、とんでもない数の魚(多分イワナ)がいました。

この辺りから森と水が想像以上の綺麗さで圧倒されていました。

見にくいかもしれませんが魚がたくさん。

アップにするとこんな感じ。養殖場かと思うほど。

少し進んだ川でも魚の姿が見えます。

そして「蔦沼」に到着。
遊歩道がバリアフリーになっていたので歩きやすかったです。
ここからは少し山道のようになっていきます。

風があり、きれいな水面にはなりませんでした。

蔦沼」以降はバリアフリーではなくなり、アップダウンがある道になります。

エゾハルゼミの音がすごかったです。

ツル植物が見られます。歩く際には注意が必要。

複雑な形状のブナの木。

鏡沼」に到着。
勾配があり少し大変かもしれません。

奥入瀬渓流」のような苔や水の流れを楽しめます。

すぐに「月沼」が見えてきます。
風を遮るくらい深い森の中にあるので水面が穏やか。
散策されている方々がゆっくりと鑑賞していました。

この辺りから「赤沼」の分岐点があります。
機会があればいつか行ってみたいです。

そして、チラチラと緑の沼が見えてきます。

沼を横目に歩いていると、ガサガサと音がして、森の中から素早い動きの小動物が飛び出してきました。

速くてカメラがブレブレ。

まさかのねずみ登場。
小さくて素早い。
とてもかわいいのでしばらく足止めされました。
あんまり逃げることもなく足元をウロウロしていました。
人馴れしているかと思われるほど。

後ろ姿が丸くてかわいい。

ねずみの撮影会を終え、「長沼」に到着。
先ほど見えていた緑色の沼ですね。

ここに降りてくるまで勾配が結構あります。

朽ち果てた木々にはたくさんのキノコが。

菅沼」に到着。
深い緑が印象的。

最後の「瓢箪沼」に到着。
読み方わからなかったです。
瓢箪沼ひょうたんぬま)」と読むそうです。
水面のリフレクションに関しては6つの沼の中でも一番綺麗に見えました。

野鳥を見つけるのは難しい。

下の写真の黒いのはすべてオタマジャクシです。
こんな数は初めて見ました。

とんでもない数に圧倒されました。

モリアオガエルと思われるカエルを発見。

そして一周して「蔦温泉」に戻ってきました。
ねずみに時間をとられたので所要時間は1時間半くらいでした。
蔦温泉」敷地内の池なども整備されていて、とてもいい雰囲気です。

出口です。「蔦温泉」の池に出ます。

アントニオ猪木氏のお墓がすぐ近くにあります。
いろいろなご縁があり、こちらを選んだとのことです。

蔦温泉」のすぐ向かいにあります。
とても静かな場所です。

十和田八幡平国立公園 蔦野鳥の森コース

所要時間:1時間から1時間半
トイレ:蔦温泉駐車場敷地内に車椅子用トイレあり
バリアフリー情報:蔦沼までの500mの歩道は車椅子での通行可(多少の勾配あり)



今回は「蔦の七沼めぐり」の7つの沼の「赤沼」を除く6つの沼を散策してきました。

蔦沼」は秋の紅葉時期になるととても混雑します。
秋以外でもとても美しい場所で雨が続かない限り、スニーカーでも回れるので気軽に散策可能でおすすめです。

ただし、熊などの野生生物は生息していますので十分注意して楽しみましょう。

田代平湿原 龍神沼