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近畿地方の野菜
こんにちは、本記事では近畿地方各県の野菜をご紹介します。
滋賀
水口かんぴょう
滋賀県甲賀市の伝統的な特産品で、特徴は次の通りです。
- 製造:夕顔の果肉を、細長く剥いて天日干しにする
- 食感:ふんわりとしたやわらかさ
- 味がよく染み込む
- 利用法:巻き寿司、煮物など
- 煮物にもよい:煮えやすく、煮物のダシがよく染みる
- 栄養素:繊維とカルシウムが豊富
杉谷なすび
甲賀市で江戸時代から栽培されている希少なナスで、特徴は次の通りです。
- 外見:丸くて大型
- ややキンチャク状に筋が入る
- 大きさ:平均300~350g、大きいと400g、直径10cm以上
三重
芸濃ずいき(げいのうずいき)
三重県津市で生産されているサトイモの茎の部分で、特徴は次の通りです。
- 地域ブランド:三重県の風土が作り出した伝統野菜
- 色:美しいあずき色
- 食感:シャキシャキとしている
- ヘルシー:低カロリー、食物繊維豊富
- 調理方法:和食、中華料理など
- 長期保存も可能
松阪赤菜
みえの伝統野菜に登録されている、松阪市原産の野菜です。
400年ほど前、蒲生氏郷が、近江(現在の滋賀県)から持ち込んだとされています。
過去に一度、流通が途絶えましたが、2001年、県科学技術振興センター保管の種が、JAを通じて生産者に渡り、生産が復活しました。
奈良
紫とうがらし
古くから、自家菜園野菜の一つとして栽培されており、特徴は次の通りです。
- 外見の特徴:花弁・果色が紫色
- 色の変化:紫は、熱を加えると薄黄緑色に変わる
- 味:辛味がでることはほとんどなく、甘味もある
- 食べ方:焼き物、佃煮、天ぷらなど
大和芋
特徴は次の通りです。
- 色:表皮が黒皮
- 形:凸が少ない
- 食感:粘りが強い
- 利用法:山かけ、和菓子の材料など
大阪
勝間南瓜(こつまなんきん)
なにわの伝統野菜である小型の日本かぼちゃで、特徴は次の通りです。
- 発祥:大阪府西成区(旧勝間村)
- 色合い:果皮は緑色で、熟すと赤茶色に色づく
- 味わい:粘り気があり、さっぱりとした甘みがある
- 形:小ぶり
- 果皮も柔らかく、味付けがしやすい
玉造黒門越瓜 (たまつくりくろもんしろうり)
特徴は次の通りです。
- 外見:約30cm、太さ約10cmの長円筒型
- 色:濃緑色で、8~9条の白色の鮮明な縦縞がある
- 発祥:大阪城の玉造門(黒門)付近
- 出荷時期:6月~8月
京都
伏見とうがらし
京都市伏見区付近で古くから栽培されてきた伝統野菜で、特徴は次の通りです。
- 辛味がない
- 甘み
- 風味
- 正式名称:「伏見甘長とうがらし」
- とうがらしの中では最も細長い品種
- 栄養:ビタミンC、カルシウム、リン、食物繊維が豊富
- 料理:焼きとうがらし、天ぷら、油いため、煮物、炒め物など
九条ネギ
京都の伝統野菜である葉ネギ(青ネギ)の一種で、やわらかく甘みのあるのが特徴です。
薬味や鍋物、すき焼き、煮物、和え物、みそ汁など幅広い用途で親しまれています。
旬は1月から2月の寒い時期でより一層甘みが増します。
緑の葉にはカロテンやビタミンBを含んでいます。
食べ方:うどん、蕎麦、ラーメン、冷奴などの薬味、サラダ、酢味噌和えなど和え物刺身、カルパッチョお好み焼き、ネギ焼き、生で醤油かポン酢であっさりと
兵庫
朝倉山椒(あさくらさんしょ)
兵庫県養父市が原産の山椒、特徴は次の通りです。
- 香り高い
- 大粒
- まろやかな味わい
- 枝にトゲがない
- 実が多い
- 1本でも実がなる
- 名称の由来:、養父市八鹿町朝倉の地名
網干メロン(あぼしめろん)
兵庫県姫路市網干区を中心に、生産されているマクワウリの一種で、特徴は次の通りです。
- 果肉が淡緑色
- 香気高い
- 甘味が強い
- 形:楕円形(長卵形)、果重は150g前後
- 果皮:緑白色で、浅い溝が10条ほど
- 糖度:約16度
- 栽培の始まり:大正時代
和歌山
はたごんぼ
特徴は次の通りです。
- 太さ:直径は5~6cm
- 身が柔らかい
- 香りが強い
和歌山大根
和歌山県で古くから栽培されてきた伝統野菜の一種です。
根部が短く、先まで太った「下太り」の形が特徴で、独特の辛味と甘味を兼ね備えています。
特に漬物として人気があり、地元では「紀ノ川漬け」などとして親しまれています。
以上

私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。