メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
SDGsとは(11)
皆様こんにちは、SDGsシリーズ第11弾がやってまいりました。
前回は8つ目の目標「働きがいも経済成長も」について申し上げました。
今回は9つ目の目標「産業と技術革新の基盤を作ろう」について私の所感を申し上げます。
皆様、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。
世界で起きている問題について
世界では、約29億人の人びとがインターネットにアクセスできないそうです。
特に開発が遅れている国々の農村部では、13%の人が携帯電話の電波が届かないところに暮らしているとのこと。
日本の関連企業は、ベトナムの水道会社へ高効率ポンプを導入し、インフラを整備しました。
そのほかにダナン市水道公社の浄水場に高効率省エネ型ポンプ9台を納入しました。
アメリカの企業では、業界初のLEEDプラチナ認証の石鹸工場をシカゴに開設しました。
※LEED認証:建築物の環境性能を評価する認証制度の1つで、敷地、水、エネルギー、材料、空気質、 新技術、市域特性)の必須項目を達成した上で合計得点により、Certified、Silver、Gold、Platinum の 4 段階に格付けされる。
アフリカのガーナで「watly」という水や電気、インターネットを提供する機械が設備されました。
所感
近年はインターネットで情報があっという間に世界を駆け巡るため、こうした情報格差は変化に取り残されてしまうなどの原因にもなっているのではと感じました。
ターゲット(課題)には情報面だけでなく、公共インフラ(発電所やエネルギー)の面でも誰でも公平に安く利用できるようにとの目標が掲げられていました。
そういった目標も含め、技術革新についていく、技術革新を起こすには基礎となる知識やスキルが必要だと思います。
こちらは教育・資金面での課題に繋がっており、解決に時間がかかる問題かと思われます。
私は生活のほとんどを電気製品に頼り、情報収集もPCやスマホでインターネットにアクセスしています。それらが利用できなくなると考えると、今私がそれらを利用できているのはありがたいことなのだと改めて感じます。
この問題も難しいものですが、改善に向かってほしいと願っております。
今回はSDGs17の目標のうち9つ目 「産業と技術革新の基盤を作ろう」について私の感じるところを申し上げました。
次回もSDGsの目標についてとりあげていきたいと思います。
皆様、お付き合いいただきありがとうございました。
私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。