メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
皆様こんにちは。SDGsについてのシリーズ第3弾がやってまいりました。
前回まではSDGsの成り立ちや17の目標をご紹介しました。
今回からは17の目標それぞれについて、私個人の考えや取り組めそうなことを申し上げていきます。本記事では1つ目の目標「貧困をなくそう」について取り上げます。
皆様、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。
貧困をなくすといわれても想像しにくいという方も多いかと思います。それもそのはず。
日本という国では社会保障制度が整っているため、自然災害などの非常事態が発生しても最低限暮らしていけるのです。そのため、貧困というとどんなことなのか想像しにくいの、もしくは知識では聞いたことがあっても想像ができないというのはあると思います。それを考えると日本は良い国だと思います。
しかし、世界ではそうした制度が充分ではないこともあり、6人に1人の子供が「極めて貧しい」暮らしをしているそうです。SDGsの目標に対するターゲット(課題)には教育・社会保障・それらのための政策や財政面での課題が掲げられています。
いずれも2030年までに改善するという目標になっております。
目標に対する取り組み例
それでは具体的にどんな取り組み事例があるのか、以下に国家レベルでの取り組みの例をご紹介します。
ドイツ : 給付金や住宅手当・育児休暇などの法制度の整備
アメリカ : 所得補償プログラムで所得が低い人に一定の金額を給付するなど社会保障制度の充実
日本 : 給付金や就労訓練や生活訓練などの制度
先進国と呼ばれる国々ではこうした法制度を充実させることが出来ていますが、発展途上国と呼ばれている国々ではそのような対応が遅れている面もあるようです。
所感
取り組み事例について、やはりお金に余裕があってこそできている取り組みだと感じました。今でも行われているのかもしれませんが、余裕がない国にも援助をするなど視野を広げた取り組みが進むことを願います。
SDGs発足から現在まで8年、目標の時期まではあと7年。社会保障制度を充実させるのは時間もかかり、難しいことだと思います。
それでも教育の面では職業訓練、財政面ではほかの国に負けない品物を輸出するなどさらに長期的な計画として続けていけばいずれは達成できるのではとこちらの目標の達成を願っております。
今回はSDGsの目標の1つについて私なりの考えを申し上げました。
次回もほかの目標について取り上げていきたいと思っております。
私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。