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こんにちわ。ねこりんごです。

9月下旬に十和田八幡平国立公園の青森県にある「八甲田山(はっこうださん)」に登ってきたのでご紹介していこうと思います。
見頃としてはあと10月上旬くらいになるので1~2週間ほど早いのですが、混雑を避けたいので早めの紅葉狩りとなりました。
・八甲田山(はっこうださん)

1585mの大岳を主峰となっている「八甲田山」。
高田大岳、井戸岳、赤倉岳、前嶽(まえだけ)、田茂萢岳(たもやちだけ)、小岳、硫黄岳、石倉岳、雛岳(ひなだけ)と10の山々を北八甲田、櫛ヶ峰(くしがみね)をはじめ6峰の山々を南八甲田と呼びます。
全ての総称が八甲田連峰です。
今回は頂上の「八甲田大岳」を目指すのですが、紅葉の名所である「下毛無岱(しもけなしたい)」を絡めた周回ルートで巡っていきます。
リンク先 環境省↓
八甲田大岳コース

青いSの地点から赤いGの地点の酸ヶ湯温泉を起点に反時計回りで周回します。
リンク先の環境省のサイトに詳細情報があります。
地図画像はリンク先の環境省から引用。
リンク先 環境省↓
八甲田大岳コース
スタート地点は「薬師神社登山口」です。
「酸ヶ湯インフォメーションセンター」に車を停めます。
紅葉時はなかなか車を停めるスペースがないです。



「薬師神社登山口」からはこのような樹林帯が長く続きます。
開けた景色になるまで結構かかります。
急登はそこまでないのですが、大変なのは足元。
泥道でぬかるみが多いです。
慎重に進みます。
前日が雨だともっと大変かもしれません。




1時間ほど登ると少しずつ開けた景色が見えてきます。
ここまでの区間がぬかるみが多くて疲れます。

そして1時間ほどで「地獄湯の沢」に到着。
硫黄の匂いがすごいです。
有毒なので気をつけます。
このあたりから紅葉が見られます。



「岩木山」がこのあたりから見えてきます。
天気も良く、開けていて風抜けもするので、涼しい風が気持ちいいです。
寒い日はこのあたりから体感温度がグッと下がるかもしれません。




やっぱり秋はいいですね。
「地獄湯の沢」を登り切ると湿原地帯に入ります。
木道が楽に歩けるのでありがたいですね。
景色ものんびり歩きながら楽しめるエリアです。
このあと頂上まで苦しい区間があるので助かります。





「八甲田清水(辰五郎清水)」という仙人岱の湧き水があります。
休憩していた方に「飲んでも大丈夫だよ。」と言われましたので、怖かったですが少し飲みました。
美味しかったです。






登っていくと「アオモリトドマツ」の説明板が。
山頂稜線を境に東側はアオモリトドマツの樹林帯ですが、西側は全くありません。
西側は積雪が多く、残雪期が長く、東側は晴天率が高く積雪が少ないことにより見られる不思議な景観です。
ここからの「硫黄岳」はとても美しく、登っては眺めの繰り返しでした。


不思議ですね。

山頂までもう少しのところで、「鏡沼」に到着。
ここからも眺めが美しいです。





やっと、頂上到着。
約2時間位でしょうか。
360℃の大パノラマです。
夏登山のときは、ほとんど頂上では雲が多かったので、今回はとても良かったです。




小川原湖が見えるなんて意外でした。
弘前市方面には楽しみにしている「毛無岱(けなしたい)」が見えます。
ここから見る限り、草紅葉は楽しめそう。


頂上から降りていきます。

「大岳避難小屋」から「毛無岱」方面へ。
紅葉が見られますが、しばらく樹林帯を進みます。
「毛無岱湿原」が近づくにつれ、少しずつ開放感が出てきます。




「毛無岱湿原」に到着。
時間が昼過ぎなのと、紅葉ピークは来週くらいからともあって人はほとんどいませんでした。
来てよかったと思える開放感でした。








今度は1番の見どころ「下毛無岱」へ。

「下毛無岱」に到着。
木製の階段から見ることになります。
八甲田山紅葉のパンフレットやPRに使われるのはここからの景色が多いです。
全国から多くの方がこの景色を楽しみに訪れます。
ねこりんごも初めて来て楽しみにしていたので、晴天で見られて感動です。
10月上旬にはもっと色鮮やかになると思います。
時間的には夕暮れのあたりがより紅葉の色合いが綺麗に見られると思います。
ネットで検索すると紅葉ピーク時の写真がありますので、気になる方は検索してみてください。







「下毛無岱」へ下っていきます。
上からの景色はもちろん、下に降りてからも美しい風景を見ることができます。
今回の登山コースでは最後の見どころ区間になります。








最後は「酸ヶ湯」まで樹林帯を抜けていきます。



無事に「酸ヶ湯」まで帰ってくることが出来ました。




リンク先 環境省↓
八甲田大岳コース
コースタイムは5時間くらいかと思っていましたが、大体4時間ほどでした。

地図画像はリンク先の環境省から引用。
ちなみに「八甲田ロープウェイ」がありますので、「山頂公園駅」までロープウェイで行って、上から「毛無岱湿原」を通って「酸ヶ湯」に下山するだけということもできます。
登ることがほとんどないこと、コースタイム3時間ほどなので時間のない方や、体力に自身のない方でも散策できます。
注意点として「八甲田ロープウェイ」から「酸ヶ湯」までが結構距離が離れていますので、その間の移動をバスかタクシー利用することになると思います。
バスの本数が少なめなので要確認です。
リンク先 環境省↓
毛無岱湿原コース(八甲田ロープウェーコース)
何度かブログでご紹介している十和田八幡平国立公園の八甲田エリアですが、今回はその代表格である「八甲田山」をご紹介しました。
蔦野鳥の森コース(蔦の七沼めぐり)の記事はこちら↓
青森県 十和田八幡平国立公園 蔦野鳥の森コース(蔦の七沼めぐり)
秋の八甲田周辺の記事はこちら↓
🍎旅するねこりんご🍎紅葉レポート② 青森県八甲田エリア
もしよかったら、他の記事も御覧ください。
日本の紅葉風景はたくさん魅力的な場所がありますね。
また機会がありましたら、記事にしていこうと思います。


青森県在住で、在宅でお仕事させていただいています。
障害の特性で音や人の視線や気配が気になりやすいので、
在宅で仕事ができる今の環境にとても感謝しています。
障害者雇用求人が少ないなど、
地方からの視点でどんなことが困るのかなど発信したり、
旅が好きなので、自然豊かな綺麗な場所などをお伝えしていければと思います。