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中小企業診断士資格の概要と取得のメリット
こんにちは、本記事では社会人におすすめの資格として、中小企業診断士について、下記の5つの点をご紹介します。
● 中小企業診断士とは
● キャリアアップにおけるメリット
● 転職についてのメリット
● 試験対策
● 注意点
中小企業診断士とは
中小企業診断士は、企業の経営を総合的にサポートする専門家です。中小企業の経営改善や戦略立案、コンサルティングなどを行う、いわば「企業の doctor」と言えるでしょう。
経済産業省が認定する国家資格で、ビジネスの専門知識が求められます。
キャリアアップにおけるメリット
スキルアップ
次のようなスキルアップを図ることができます。
● 経営、財務、マーケティングなど幅広い知識が身につく
● 企業経営の全体像を理解できる
● 戦略的思考力が磨かれる
キャリアの選択肢
中小企業診断士の資格を取ることで、キャリアについて、次のような選択をする事もできるでしょう。
● コンサルタント
● 中小企業の経営アドバイザー
● 起業家
● 金融機関の融資担当
● 中小企業支援機関の職員
転職についてのメリット
転職において、中小企業診断士の資格と知識は、次のような点で有利といえるでしょう。
- 専門性の高い資格として評価される
- 幅広い業界で活躍できる
例:コンサルティング会社、民間企業の経営・戦略部門、公的機関、金融機関、会計事務所・税理士事務所、中小企業診断士事務所など
- コンサルティング系の仕事に強い
- 年収アップのチャンス
試験対策
試験のために、次のような対策が取れます。
- 通信講座の活用
- 集中講義への参加
- 過去問題の徹底的な研究
- 業界の最新トレンドのキャッチアップ
→情報収集とその内容を自社サービスなどに反映させる
注意点
中小企業診断士の資格取得を目指すうえで、以下のようなことに注意する必要があります。
- 難易度が高い
最終合格率が約5%といわれています。
- 学習に時間とコストがかかる
独学の場合はテキスト代などで3~5万円程度、大手の受験校に通う場合は20~30万円程度、通信教育では10万円以上が必要となることが多いです。
- 勉強には長い時間が必要
資格のための勉強時間は約1000~1200時間程度が必要となります。
1年以上の学習期間を確保し、モチベーション維持と効率的な学習法を実践することが重要となってきます。
- 継続的な学習が必要
上記のように試験対策もですが、資格取得後も実務補修が義務付けられています。
終わりに
中小企業診断士の資格は難易度の高い資格ではありますが、資格取得によるキャリアの選択肢を大幅に増やすことができる資格といえるでしょう。
専門知識を生かした仕事でキャリアを築くために、取得を検討してみてはいかがでしょうか。

私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。