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発酵食品のご紹介(関東地方)
2025年09月11日(木) |

関東の発酵食品

こんにちは、本記事では関東地方各県の発酵食品をご紹介します。


神奈川

川崎大師の久寿餅(くずもち)

小麦粉を乳酸発酵させた後に蒸して作る、関東地方の伝統的な発酵和菓子です。

特徴は、乳白色で、もっちりとした弾力のある食感と、かすかな酸味、そして黒蜜ときな粉をかけて食べる点です。

久寿餅は、小麦粉を1年以上かけて乳酸発酵させることで作られます。

一般的な葛餅とは異なり、しゃっきりとした食感があります。

発酵によるかすかな酸味と、小麦粉本来の風味、そして黒蜜ときな粉の甘さが絶妙にマッチします。

川崎大師の門前町で、江戸時代から親しまれてきた名物菓子です。

特に、川崎大師 山門前 住吉 は創業100年を超える老舗で、その久寿餅は「幸せを呼ぶ黄色い包み」として知られています。

川崎大師の久寿餅は、季節によって桜やうさぎなどの形にアレンジされることもあります。

また、久寿餅を使ったあんみつやソフトクリームなども人気があります。


東京

東京ブラウンチーズ

東京の生乳と乳清(ホエイ)を原料に、北欧発祥のチーズ「ブルノスト」を参考に作られたチーズです。

乳清を煮詰めることで、ミルク由来の優しい甘みとミネラル感、そしてカラメル化による深いコクが特徴です。

砂糖や甘味料は一切使用されていません。

チョコレートのような見た目から「チョコレートチーズ」とも呼ばれています。

ミルク由来の優しい甘みとミネラル感、カラメル化による深みのあるコクが特徴です。

砂糖不使用ですが、ほんのりとした甘みがあります。

そのまま食べるのはもちろん、ベリー系のジャムやフルーツ、パン、ワッフルなど、様々なものと相性が良いです。

東京ブラウンチーズは、そのユニークな風味と製法、そして様々な食べ方ができることから、チーズ好きだけでなく、幅広い層に人気があります。


千葉

ピーナツハニー

特徴は次の通りです。

  • 落花生と味噌の組み合わせ
  • 甘辛い味わい
  • 落花生のカリカリ食感
  • 風味豊か
  • 多様な用と

→そのまま、ご飯のお供、お茶請け、お弁当の付け合わせ、パンに塗ってトーストするするなど

1964年の販売開始以来、今も続くロングセラー商品で、千葉県内の学校給食で提供されることもあり、地元では馴染みのある味として親しまれています。

個包装タイプや大容量タイプなど、様々なサイズで販売されています。


埼玉

発酵ジンジャーエール

通常のジンジャーエールとは異なり、生姜やスパイスなどを酵母で発酵させて作られた飲料で、特徴は次の通りです。

  • ビールのような喉越しと風味
  • 生姜による温め効果
  • お酒を飲んだような満足感

※ノンアルコール飲料です。

  • 健康効果

→消化促進、整腸作用、抗酸化作用などが期待できる

発酵ジンジャーエールは、単体で飲むだけでなく、料理と合わせたり、カクテルにしたりと、様々な楽しみ方ができます。


栃木

蔵の街ヨーグルト

栃木県産生乳を使用したヨーグルトのシリーズです。

次のような種類があります。

  • 蔵の街のむヨーグルト…栃木県産生乳を使い、濃厚な味わいが特徴のドリンクヨーグルトです。
  • 蔵の街のむ苺ヨーグルト…栃木県産生乳に、とちおとめ苺果汁を加えたドリンクヨーグルトです。
  • 蔵の街プレーンヨーグルト…長時間発酵させた、風味豊かなプレーンヨーグルトです。
  • 蔵の街低脂肪ヨーグルト…乳脂肪分を1.0%に抑えた、低脂肪タイプのヨーグルトです。
  • 蔵の街ヨーグルト…栃木県産生乳に生クリームを加えた、デザート風味のヨーグルトです。


群馬

六合(くに)納豆

群馬県吾妻郡六合地区で作られる大粒の納豆で、特徴は次の通りです。

  • 大粒で甘みが強い
  • うま味が強い
  • 苦手な人にも食べやすい

→納豆の独特の匂いが控えめで、nakabito.comによると、納豆が苦手な人でも食べやすいと評判です。

  • 手作り感
  • 吾妻地区限定

→六合地区で作られる、地域限定の納豆です。

六合納豆は、大豆本来の味を活かした、こだわりの納豆です。


茨城

水戸納豆

特徴は次の通りです。

  • 小粒
  • 粘りの強さ
  • 独特の風味と食感
  • 様々な形態

→藁苞納豆(わらづとなっとう)(小粒大豆を煮て藁で包んだ納豆)、しょぼろ納豆(刻んだ割り干し大根と混ぜ合わせた納豆)、パック入りの納豆など

  • 明治時代にブランド化

→当時、笹沼清左右衛門という人物が、自家製の納豆を「水戸納豆」として売り出したことで、水戸納豆はブランドとして広まりました。

  • 作られた理由:かつて水戸市周辺の那珂川(なかがわ)流域で水害が多かったため、水害に強い小粒大豆が栽培され、それを使った納豆が作られるようになったことに由来します。




以上