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漬物のご紹介(中国地方)
2025年06月18日(水) |

こんにちは、本記事では中国地方のお漬物をご紹介します。


島根

古漬け

島根県の野菜を多めの塩で漬け込み、蔵で寝かせて熟成させたものです。

塩と乳酸菌の力で水分が抜け、そのおいしさと風味が際立っています。

津田かぶ漬け

島根の特産品で、津田かぶを薄塩味で丹精込めて漬け込んだお漬物です。

津田かぶは、勾玉型で表皮は紅紫色、中は白く、切り口の紅白の鮮やかさがきれいです。


鳥取

すいか漬け

漬物に適した皮のやわらかい源五兵衛(げんごべい)すいかを、塩漬けし、酒粕に付け込んで植生させること1年以上、たまり醤油で仕上げた逸品です。

あっさり醤油の、軽やか食感がおいしい漬物です。

らっきょう漬け

今やカレーにらっきょうの組み合わせはおなじみですが、その作り方を一部ご紹介します。

らっきょうの漬け方には、「本漬け」と「簡単漬け」があり、「本漬け」は、水洗いしたらっきょうを2週間以上塩漬けした後、塩抜きしてから漬け込みます。

塩漬けにすることで、らっきょうが乳酸発酵して美味しいらっきょうになりますが、塩抜きの難しさから手間がかかっています。

「簡単漬け」は、塩漬けの手間を省いた漬け方で、塩抜きの必要がないため、思い立ったら吉日で手軽に漬け込むことができますが、要冷蔵となります。

らっきょうの漬け方で、最もポピュラーなのが「甘酢漬け」です。

地元では、次の様に色々な漬け方がされています。

  • 「塩漬け」
  • 「赤ワイン漬け」
  • 「しそ漬け」
  • 「りんご酢漬け」
  • 「黒砂糖漬け」
  • 「黒酢漬け」


山口

わかめの醤油漬け

海を有する全国の都道府県で養殖されているワカメですが、山口県は全国11位の水揚げ量で、萩市や長門市でよく獲れるそうです。

中でも萩市ではわかめが早春にとれ、萩湾には、「瀬」や「グリ」と呼ばれる海底の岩礁があり、平坦な砂地の海底から海水の流れがぶつかることにより、流れが乱れ、栄養たっぷりの砂や泥が巻き上げられるとされているそうです。

その栄養と太陽光によって、プランクトンがよく育ち、ワカメなどの海藻も良く育つのだそうです。

ワカメは、おにぎりやスープなど家庭でおなじみかと思いますが、「わかめの醤油漬け」もそのひとつです。

醤油でもみ込むことでアクを取り除き、生で食べる料理で、保存食としても重宝されています。

ぬた

日本全国で食されている「ぬた」は、ねぎと酢味噌をあえたものがポピュラーですが、地域によって特色がでる料理です。

中でも、山口県の北部、北浦地域ではねぎとオバイケの取り合わせで作られることが多いそうです。

オバイケとはクジラの尻尾部分をスライスして湯引きしたもので、ゼラチン質が豊富ですが、その食感はシャキシャキ、モチモチとしています。

萩エリアでは、「ねぎあえ」とも呼ばれており、地域によってはオバイケの代わりにタコやイカ、貝類などを使用することがあります。


岡山

Japanキムチ

低温調理で素材の旨味が引き出されており、開封後も酸っぱくならないのが特徴の逸品で、とり皮キムチやネギキムチ、キャベツキムチなどがあります。


広島

ちりめん安藝菜(あきな)

広島菜を主原料として、手作業で三度漬(荒漬、中漬、本漬)して作られる浅漬です。

広島菜特有の歯切れと、わさびに似た香味を生かした味わいが特徴で、「日本三大漬菜」の一つとして知られています。

広島菜漬け

日本三大菜漬けの一つ、広島県広島市の特産品です。

広島菜は白菜と同じアブラナ科の植物で、葉身は濃緑色で大きく、葉縁には切れ込みがありません。

広島菜漬けは主に塩漬けにして食べられ、ピリッとした辛味とシャキシャキとした食感が特徴です。


それではまた。