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北海道と東北の氷菓子
こんにちは、本記事では北海道と東北地方各県のご当地氷菓子をご紹介します。
タイトルについて
このテーマは、全国版として各都道府県のアイスやかき氷、シャーベットなどをご紹介します。
本シリーズでは、上記で挙げたようなジャンルのスイーツのことを氷菓子と表記しています。
北海道
とうきびモナカ
北海道産の生乳ととうもろこしペースト・パウダーを使用した、とうもろこしの形をしたモナカアイスです。
北海道では昔から親しまれている定番商品で、袋を開けるととうもろこしの香りが広がり、アイスクリームにもとうもろこしパウダーが練り込まれています。
1960年代から販売されています。
北海道限定商品で、北海道内のとうもろこしワゴン横にある売店、セイコーマートなどで売っているそうです。
青森
チリリンアイス
アイスクリームとシャーベットの中間のような食感で、さっぱりとした味が特徴です。
昔懐かしの販売スタイルで売られており、リヤカーや軽トラックで鈴を鳴らしながら売り歩く風景が見られます。
その姿から、「チリリン」や「カランカラン」「チンチン」などと呼ばれることもあります。
乳製品と卵を使用していないため、アレルギーを持つ人も安心して食べられます。
フレーバーは、いちご、バナナ、メロン、ぶどう(スチューベン)、りんごなど、複数のフレーバーがあります。
青森では運動会やイベントなどでよく見かけられます。
岩手
山ぶどうソルベ
岩手県久慈地域などで採れる山葡萄を贅沢に使用した、ナチュラルで爽やかな酸味が特徴のシャーベットです。
岩手の豊かな自然の恵みを味わえる、贅沢な一品とされています。
比較的フルーツの割合が多く、素材本来の味をより楽しめるように作られています。
コース料理のお口直しにも使われるなど、さっぱりとした味わいが好まれています。
山葡萄ソルベは、乳脂肪分を含まないため、よりさっぱりとした口当たりが楽しめます。
シャーベットとの違い
シャーベットとソルベはよく似ていますが、乳脂肪分の有無で区別されることがあります。
ソルベは果汁やピューレに砂糖を加えて凍らせたもので、乳製品は一切使用しません。
それに対して、シャーベットは、果汁に砂糖や卵白、牛乳などを加えて凍らせたもので、ソルベがアメリカに渡って変化したものが由来とされています。
ソルベの起源は、12世紀頃のアラブに遡り、フルーツの果汁に氷を加えた「シャラバ」という飲み物がルーツとされています。
それがフランスへ伝わり、「sorbet」となりました。
宮城
いち氷
宮城県山元町にあるいちご農園「いちご屋 燦燦園」が提供する、完熟いちごを凍らせて削ったかき氷のことです。
自家製ジャムと練乳をかけて食べるのが特徴で、仙台の夏の風物詩として知られています。
水や氷を一切使わず、山元町産の完熟いちごを100%使用しています。
いちごの甘みがストレートに感じられるのが特徴で、ジャムには果肉がゴロゴロ入っています。
※全国の百貨店やオンラインショップ、ふるさと納税サイトなどで購入できます。
いち氷は、山元町のブランド認証商品でもあり、日本果実格付協会のグランドプレミアムマイスターを取得したり、国際味覚審査機構で最高ランク3つ星を受賞するなど、その品質に間違いはありません。
福島
夏雪花(なつゆきか)
会津若松市にある食事処「田伝夢思(でんでんむし)」で提供される、農家さんが果実から作るかき氷のことです。
完全自家製のシロップが特徴で、特に「自家栽培とびきり苺とラズベリーのMixかき氷」が人気です。
🍨🍧季節によって、旬な野菜や果物を使ったジェラートも楽しめます。🍮🍰
山形
フローズンフルーツ佐藤錦さくらんぼ
山形県産フルーツの旬のおいしさが、瞬間冷凍で閉じ込められています。
以下の様に様々な食べ方で楽しめます。
- そのままシャーベット感覚で食べる
- ジュースや酒類の氷替わり
- ヨーグルトのトッピング
秋田
生グレープフルーツソフト
秋田にあるかき氷店「広栄堂」で提供される夏季限定の人気メニューです。
正式名称は「生グレープフルーツソフト」ですが、地元では「生グソ」という愛称で親しまれています。
みずみずしいグレープフルーツの果肉を自家製シロップに使用し、氷とソフトクリームを組み合わせたひんやりスイーツです。
グレープフルーツの爽やかな酸味と、ソフトクリームの甘みが絶妙なバランスで、暑い日にぴったりのひんやりスイーツです。
「生グソ」という名前はインパクトがありますが、秋田の夏の風物詩として、地元の人々だけでなく、観光客にも愛されている人気のひんやりスイーツです。
以上

私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。