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伝統野菜のご紹介(北海道&東北地方)
2025年05月31日(土) |

北海道と東北地方の野菜

こんにちは、本記事では北海道と東北地方各県のお野菜をご紹介します。


北海道

まさかりかぼちゃ

甘さスッキリ、ホクホクのカボチャです。

北海道で古くから栽培されてきたセイヨウカボチャの品種で、果皮が硬く、まさかりで割るほどであることから名付けられました。

ラグビーボールのような形で果皮は黒やダークグリーンでつやがあります。

形が様々で重さ約2kgくらいになるそうです。

螺湾(ラワン)ぶき

北海道遺産にも選ばれている伝統野菜です。

北海道足寄町螺湾地区で収穫されるアキタブキ(オオブキ)の一種で、日本一大きなフキとして知られています。

草丈は2~3m、茎の直径は10cmにもなり、アクが少なく、ミネラルや食物繊維をたっぷり含んでいるそうです。


青森

糠塚(ぬかづか)きゅうり

青森県八戸市で古くから栽培されている伝統野菜で、一般的なきゅうりよりも太く短く、果皮は硬くイボが黒いのが特徴です。

一丁田(いっちょうでん)せり

青森県弘前市一町田地区で栽培されるセリで津軽地方の冬の風物詩として親しまれており、鮮やかな色と独特の香り、シャキシャキとした食感が特徴です。

400年以上の歴史があるといわれています。


岩手

安家地大根(あっかじだいこん)

岩手県の安家地区で栽培されている伝統野菜です。

赤や桃、紅白2色など鮮やかな色彩をしており、辛みとほのかな甘みが特徴です。

肉質が固く繊維質に富み、水分が少ないため貯蔵性に優れており、一般的な大根の1.5~2.0倍のビタミンCを含んでいます。

二子さといも(ふたごさといも)

北上氏二子地区で栽培されている里芋の在来品種で、北上市の特産品です。

強い粘り気ととろける食感が特徴で、肉質がまろやかで深いコクがあります。

柔らかいけれど、煮崩れしにくく、粒ぞろいが良く大玉なさといもです。


秋田

秋田さしびろ

秋田県で古くから栽培されてきた九条ネギ系の葉ネギで、秋田の伝統野菜です。

越冬性が高く、消雪後の生育開始が早い品種です。

土の際から先端まで緑色に伸び、細く柔らかいのが特徴で、甘みとつるりとした食感が味わえます。

仁井菜(にいだな)

越冬性の高い漬け菜の一種で、雪の下で蓄えた養分で雪融けと同時に一気に成長するため、春一番に収穫できる野菜として栽培されています。

わずかに苦みを持つ味の濃い青菜で、おひたしや炒め物などに向いているそうです。


福島

会津丸茄子

会津地方で古くから親しまれてきた伝統のナスです。

肉質はきめ細かく、果皮は固めで、形は丸型でやや巾着型に近く、果皮は濃紫色でツヤがあります。

アザミゴボウ

会津坂下町立川地区で栽培されてきたゴボウで、アザミ葉のようなギザギザの葉を持っています。

豊潤で肉質が良く、根が長いのが特徴です。

収穫が遅れても必要以上に太くならないため、在圃貯蔵性(ざいほちょぞうせい)に優れているそうです。


山形

甚五右ェ門芋(じんごえもんいも)

山形県真室川町(まむろがわまち)で代々受け継がれてきた伝統野菜の里芋で、室町時代から400年以上続く佐藤家の家宝として知られています。

一般的な里芋に比べて子芋や孫芋が細長く皮が薄いほか、粘り気があり柔らかいのが特徴です。

蔵王(ざおう)かぼちゃ

山形の蔵王地区で栽培されている伝統野菜で、一般的な包丁では切れないほど硬いものも多いことから「マサカリかぼちゃ」とも呼ばれています。

果皮が灰白青色でへその部分が大きいのが特徴で、食味がよくホクホク感があり、長期間保存しても風味が落ちません。


宮城

鬼首菜(おにこうべな)

大崎市で栽培されている伝統野菜でカブ菜やカラシ菜に似たシャッキリ食感と香辛性が特徴で、漬け菜の一種として親しまれています。

気温が低下すると栄養分と香辛成分が増されるそうです。

根から余すことなく食べられています。

仙台雪菜(ちぢみゆきな)

宮城県仙台市近郊で古くから栽培されてきた冬野菜で葉が肉厚でちぢれているのが特徴で、甘味とほろ苦さがあります。

冬野菜といわれている通り寒さに耐えるために葉がちぢんで肉厚になり、糖分を蓄えるそうです。

以上