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フルーツのご紹介(九州地方)
2025年07月24日(木) |

九州地方のフルーツ

こんにちは、本記事では九州地方各県のフルーツをご紹介します。


沖縄

アテモヤ

バンレイシ(釈迦頭)とチェリモヤを掛け合わせた熱帯フルーツで、特徴は次の通りです。

  • デコボコした緑色
  • 中身は白くクリーミー
  • 非常に甘い
  • バニラのような香り
  • 別名「森のアイスクリーム」
  • 台湾では「鳳梨釋迦(パイナップル釈迦)」と呼ばれている
  • ビタミンCや食物繊維が豊富

カーブチー

沖縄の在来ミカンで、皮が厚いのが特徴です。

酸味が少なく、爽やかな香りが特徴で、古くから沖縄で親しまれています。

沖縄本島北部のやんばるエリアを中心に栽培されています。

生食、調味料、アロマなどの原料、ジュース、「カーブチー8」(希釈タイプのドリンク)など、カーブチーノ香りを生かした様々な加工品が販売されています。


佐賀

果樹・にじゅうまる

佐賀県が開発に20年以上かけた、佐賀を代表する新しいブランドかんきつです。

食べごたえのある大きさ、爽快な香り、プチっとした食感と一気にあふれるジューシーな果汁、豊かな甘みと程よい酸味が特徴です。

いちごさん

佐賀県が開発したオリジナルいちご品種で、正式名称は「佐賀i9号」です。

2018年にデビューし、佐賀県産いちごの約9割を占めるほど人気があります。

特徴は、美しい色と形、華やかな甘さ、果汁の瑞々しさです。


福岡

甘うい

福岡県で開発された、酸味が少なく糖度が高いキウイフルーツです。果肉は黄色味を帯びており、一般的な緑色のキウイフルーツよりも甘みが強いのが特徴です。

秋王

福岡県で開発された、世界で初めての種なし完全甘柿です。

富有柿(ふゆうがき)と太秋柿(たいしゅうがき)を掛け合わせて生まれた品種で、特徴は次の通りです。

  • 種がほとんどない
  • 糖度18度以上
  • サクサク食感
  • 濃厚な甘さがあるが、しつこくなく、軽やか
  • 果肉が柔らかく、多汁
  • 見た目が美しい橙赤色
  • 品種登録:2012年


大分

かぼす

大分県を代表する特産品で、全国生産量の9割以上を占めます。

特徴としては、次の通りです。

  • 果実が扁球型
  • 果皮はやや荒い
  • 果肉は淡黄色
  • 果汁が多い
  • 旬:8月~10月
  • 爽やかな柑橘系の香り
  • 強すぎない酸味
  • 完熟すると、酸味が減って甘みが増し、まろやかな味わいになる

魚料理の薬味や、ドレッシング、酢の物、飲料など、幅広い用途で利用されます。


かぼすはクエン酸やビタミンCを豊富に含み、疲労回復や美肌効果も期待できます。

ベリーツ

大分県が8年かけて開発したブランドいちごで、ストロベリーとスイーツを掛け合わせた愛称で呼ばれています。

鮮やかな赤色と、甘さと酸味のバランスが良いのが特徴で、スイーツのような上品な甘さを楽しめます。

芳醇な香りも特徴で、アイスや焼き菓子にも向いています。

シーズンを通して糖度が高く、一般的にいちごは糖度が0~15度程度なのに対して、ベリーツは13~16度台

果肉が硬く、日持ちが良いのもポイントです。


熊本

番白柚(ばんぺいゆ)

ザボンの一品種で、ミカン科ミカン属の柑橘類です。

マレー半島が原産で、世界最大級の柑橘として知られています。

最大で直径約25cm、重さ2kgを超えるものもあり、爽やかな甘みとほのかな酸味が特徴です。

「晩」は晩生種であることを、「白」は果肉が白いこと、「柚」は中国語で丸い柑橘を意味します。

台湾では果肉が白い文旦を「白柚(ぺいゆ)」と呼び、熟すのが遅かったので「晩白柚」と名付けられたと言われています。

生食や砂糖漬け、ぼんたん漬けなどで楽しめます。

常緑であることから、縁起の良い果物としても知られています。

お正月飾りに用いられることもあります。

ハニーローザ

ホワイトプラムの自然交雑実生から選抜された早生のニホンスモモ品種です。

果実の重さは45g程度と小ぶりで、甘味と酸味のバランスが良く、食味は良好です。

収穫時期は6月上旬から中旬と短く、「幻のスモモ」とも呼ばれています。


鹿児島

大将季(だいまさき)

鹿児島県で育成された不知火(デコポン)の枝変わり品種で、通常の不知火よりも皮や果肉の色が濃いオレンジ色をしている柑橘です。

糖度が高く、酸味とのバランスが取れており、独特の香りが特徴です。

平成9年に、鹿児島県阿久根市の大野孝一さんの園地で、不知火の枝変わりとして発見されました。

大野さんの「大」と息子さんの「将季」さんの名前を冠して「大将季」と名付けられました。

特徴は次の通りです。

  • 不知火よりも皮や果肉の色が濃いオレンジ色
  • 糖度が高く、酸味とのバランスが取れている
  • 独特の香りがする
  • β-クリプトキサンチンを豊富に含み、発がん抑制効果や動脈硬化予防効果が期待できます
  • カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルも豊富

大将季は、その美しい色と独特の味わい、そして豊富な栄養素から、贈答用としても人気が高い果物です。

紅甘夏(べにあまなつ)

甘夏の枝変わり品種で、果皮や果肉が赤みを帯びた、より甘く酸味のまろやかな柑橘です。

主に鹿児島県などで栽培されており、その美しい見た目と濃厚な果汁が特徴です。

ビタミンC、クエン酸、ルチン、食物繊維などが豊富です。

そのまま食べるのはもちろん、ジャムやマーマレード、サラダ、ドレッシングの具材など、様々な料理に使えます。


長崎

ゆうこう

長崎県長崎市で自生する香酸柑橘の一種です。

見た目はユズやカボスに似ていますが、果肉はやわらかく、甘みのあるまろやかな酸味が特徴で、苦みも少ないです。

香りはザボンやユズに似ています。

飲料、調味酢、マーマレード、ローションなど、様々な用途で利用されています。

茂木びわ


長崎県茂木地区で栽培される枇杷(びわ)の品種で、びわ発祥の地とされています。

小ぶりで黄味が強く、甘みや旨味が濃いのが特徴で、皮が剥きやすいという点も優れています。

茂木びわは、江戸時代に長崎の三浦シオが中国から譲り受けた唐びわの種を、自宅に蒔いて育てたのが始まりです。

ベータカロチン、ポリフェノール、食物繊維、カリウムなどを含んでいます。


宮崎

完熟マンゴー

樹上で自然に完熟し、落果するまで待って収穫したマンゴーのことです。

つまり、マンゴーが限界まで甘く熟した状態を指します。

特に宮崎県産のアーウィン種は、完熟マンゴーとして有名です。

花の蜜のような甘い香りが特徴的で、とろけるような甘さ:濃厚な甘みが楽しめます。

宮崎県産の完熟マンゴーの中でも、糖度15度以上、重さ350g以上、色づきや形が整ったものは「太陽のタマゴ」として認定されます。

日向夏(ひゅうがなつ)

宮崎県で江戸時代末期に発見された柑橘類の一種で、別名ニューサマーオレンジや小夏などとも呼ばれます。

特徴は次の通りです。

  • 果皮:レモン色
  • なめらか食感
  • 果肉がジューシー
  • ほどよい酸味と甘み
  • 外皮を剥く際に残る白い部分(内果皮)も甘い
  • 食べ方:外皮だけを薄く剥き、白い内果皮と一緒に食べるのが一般的
  • 栄養:ビタミンCやクエン酸が豊富で、疲労回復や美肌効果が期待できる


以上