中国地方のフルーツ

こんにちは、本記事では中国地方各県のフルーツをご紹介します。

山口

せとみ

山口県農林総合技術センターが開発した品種で、次のような特徴があります。

• 開発方法:清見と吉浦ポンカンを交配

• 品種登録:2004年

• 味わい:甘く、夢のような味

• 甘さと酸味のバランスがとれている

• デコポンに似た甘く爽やかな香り

• 粒感があり、食べ応えがある

• プチプチとした食感が楽しめる

• 皮が薄く、じょうのう膜ごと食べられる

• 愛称:「ゆめほっぺ」

• 大きさ:温州みかんの2倍ほど

• 糖度:糖度13.5度以上、酸度1.35%以下

• 栽培:山口県内各所で栽培

• 主な産地:周防（すおう）大島、萩市、防府（ほうふ）市、下関市など

1. 食べ方:生(カット)、ジュースなど

• 萩の夏みかん

• 山口県萩市で栽培される柑橘で、次のような特徴があります。

• 起源:明治時代、士族の救済を目的として栽培

• 旬:春から初夏

• 白く可憐な花を咲かせる

• 甘くさわやかな香り

• 人気の加工品:マーマレード、ジュースなど

広島

西之香(にしのかおり)

「清見」に「トロビタ」オレンジを交雑し、育成したタンゴールです。

その特徴は次の通りです。

• 肉質が柔軟

• 多汁

• オレンジの香りがある

• 減酸しやすい

• 成熟期:12月下旬～1月上旬

広島果研11号

• 果肉質が柔軟

• 多汁

• 食味が良い

清見

オレンジと温州みかんの交配種で、特徴は次の通りです。

• 味わい:甘みと酸味のバランスが良い

• 非常にジューシー

• 食べやすいと人気

• 表皮が比較的薄い

• 鮮やかなオレンジ色

• 皮がむきやすい

• 果肉が柔らかい

• 多汁

• 豊かな風味

• 旬:冬から春にかけて

• 贈答品としても重宝されている

鳥取

東伯（とうはく）スイカ

鳥取県東伯郡で生産されるブランドスイカです。

一般的なスイカは糖度が10度程度とされていますが、東伯スイカの糖度は13度から14度と高く、甘さが際立っています。

特徴は次の通りです。

• 外皮:黒光りするような濃い緑色

• 果肉:鮮やかな赤色

• 皮際まで甘みが強い

• 種が少ない

• 命名の理由:種を気にせず、豪快に食べられる

二十世紀梨

鳥取県を代表する梨の品種です。

青梨の代表品種で甘みと酸味のバランスが良いです。

果肉の約90%が水分で、ジューシー、かつ、シャキッとした食感も二十世紀梨の特徴です。

島根

西条柿（さいじょうがき）

中国地方（鳥取県、島根県など）を産地とする、完全渋柿の一種

縦長で、表面に4本の溝があるのが特徴で、渋を抜くと驚くほど甘い上品な味わいと、とろけるような絶妙な食感が楽しめます。

中国地方特産の柿で、果形が「打出の小槌」に似ていることから、「こづち」という愛称で呼ばれています。

糖度が非常に高く、肉質が緻密で、食感が抜群です。

糖度は18度程度で、品種によっては20度以上のものもあるそうです。

シャインマスカット

島根県が生産振興に力を入れている品種で、酸味が少なく甘く、種なしで皮ごと食べられるのが特徴です。

特に、安来（やすぎ）市では、足立ぶどう園が産地直送で提供しており、モーツァルトの曲を聴かせて栽培するなど、安全・安心にこだわった栽培を行っています。

糖度が高く酸味が少ないため、誰でも美味しく食べられます

糖度は18～22度程度、ものによっては23度以上と、他のブドウよりも糖度が高い傾向にあります。

贈答用としても人気があり、ギフトラッピングや熨斗（のし）も可能です。

岡山

清水白桃

岡山県で栽培される白桃の品種で、「桃の女王」とも呼ばれています。

透き通ったような白さと、芳醇で気品ある香りが特徴で、果肉はやわらかく、果汁が豊富で、甘くてとろけるような口当たりが魅力です。

完熟すると、皮がすーっと剥けるほど、とろけるような舌触り。
桃特有の甘い香りが強く、一口食べると口いっぱいに香りが広がります。

以上