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【生物編】都道府県シンボルのご紹介(関東地方)
2025年10月27日(月) |

こんにちは、本記事では関東地方各都県のシンボルとなっている生き物をご紹介します。


茨城

ヒバリ

1965年に県のシンボルに指定された鳥です。

その美しさと希望を沸きたたせるような力強さ、茨城の自然に見事にとけ込んでいることから茨城県民に愛されています。


栃木

オオルリ

ヒタキ科に属する渡り鳥です。

美しい姿とさえずりが県民に親しまれることから、昭和39年に栃木県の県鳥に指定されました。

美しい瑠璃色でさえずりも美しく、日本三大鳴鳥の一つにも数えられています。

さえずりは、ゆっくりと「ピールリ、ピールリ」と鳴きます。


群馬

ヤマドリ

日本固有のキジ科の鳥で、特に雄の尾羽が非常に長いのが特徴です。

全身が美しい銅色で、翼を激しく羽ばたき「ドドドドドド」と羽音を立てるのも特徴です。

群馬県内の山林に広く生息しています。

古くから新古今和歌集や百人一首、枕草子などの歌に詠まれるなど文化的な側面でも重要な存在です。


埼玉

ムサシトミヨ

トゲウオ科の淡水魚で、体長は3.5~6cm程度です。

背びれ・腹びれ・尻びれにトゲを持ち、敵から身を守る時に使います。

また、オスが水藻に巣を作って子育てをする特徴があります。

(オスが子育ての役割を担うところはコウテイペンギンみたいですね)

世界で唯一埼玉県熊谷市の元荒川上流部でのみ生息が確認されており、その希少性から環境省や埼玉県のレッドリストで「絶滅危惧IA類」に分類されています。


千葉

ホオジロ

スズメよりやや小さな鳥で千葉県白井市など里山に多く生息しており、県民に親しまれていることから選ばれています。

雄は白い眉斑と頬線があり、過眼線と耳羽、顎線が黒いのが特徴です。

雌は雄より淡い色で、過眼線と耳羽、顎線が褐色です。

ホオジロは5月から6月に美しいさえずりを聴かせ、その鳴き声は、地域の鳥の鳴き声として地域住民に親しまれています。

昔は「一筆啓上仕り候」、今なら「サッポロラーメンミソラーメン」などといわれてきたそうです。


東京

ユリカモメ

カモメ科の鳥で、くちばしと脚が赤いのが特徴です。

羽は白く、美しい姿から「都鳥」とも呼ばれます。

10月下旬から11月上旬にシベリアやカムチャッカ方面から渡来し、4月頃まで東京湾や隅田川などで見られます。

ユリカモメは古くから都民に親しまれてきた鳥で、その名前は電車の名前にも使われています。

「ゆりかもめ」は東京都の都鳥であるユリカモメにちなんで名付けられた愛称で、東京臨海新交通臨海線のことをいいます。

運営している鉄道会社も「株式会社ゆりかもめ」と名付けられています。


神奈川

かもめ

横浜港を象徴する海鳥です。

親しみやすい造形で、翼を開くと「M字」になります。

優美な姿から国際平和の象徴としても知られています。

また、神奈川県民の平和を愛し、明るい国際社会の実現を願うシンボルとして選ばれた背景もあります。

カモメ科の中型種で夏にはユーラシア大陸や北米大陸北西部の海岸で繁殖し、冬には日本や南部に移動する渡り鳥です。

1937年に発表された「かもめの水兵さん」の詞に登場するカモメはユリカモメではなく、横浜港にいたウミネコではないかと言われています。



以上