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【生物編】都道府県シンボルのご紹介(近畿地方)
2025年10月29日(水) |

関西のシンボルとなっている生き物のご紹介

こんにちは、本記事では近畿地方各県のシンボルとなっている生き物をご紹介します。


三重

シロチドリ

スズメよりやや大きく、海岸や干潟でよく見られるチドリの仲間です。

砂浜海岸や干潟を主な生息地としており、内湾に多く見られます。

次の2つが特徴的な鳥でもあります。

  • 春夏のペアでの行動
  • 秋冬の群れでの行動

近年、生息数が減少しているため、保護の必要性が叫ばれています。


滋賀

鳰(かいつぶり)

琵琶湖を代表する水鳥で、丸みを帯びた体型と、夏には顔から首にかけて赤褐色になるのが特徴です。

潜水が得意で小魚などを食べるため、浅い湖底にいることが多いです。

体は全体的に茶褐色で、夏になると顔から首にかけて赤褐色になります。

水を掻いて潜ることから「かきづぶり」と呼ばれていたものが転訛して「かいつぶり」という名前になったという説があります。


京都

オオミズナギドリ

日本近海の島々で繁殖し、冬には南下する渡り鳥です。

日本のミズナギドリ類の中で最も大きく、白地に黒褐色の斑点があります。

嘴と足が桃色をしており、海鳥でありながら木に登って飛び立ちます。

また、漁師からは「サバ鳥」と呼ばれ、魚群の位置を教えてくれる鳥として大切にされています。

日本海側最大のオオミズナギドリの繁殖地ということで、冠島(舞鶴市)は、国の天然記念物に指定されています。


大阪

百舌鳥(もず)

スズメよりも少し大きい小鳥です。

その大きさは約20cmで、色々な鳥の鳴き真似が上手です。

秋には高鳴きをして縄張りを主張する習性があり、捕らえた獲物を枝に刺して「はやにえ」を作ることで知られています。

色々な鳥の鳴き真似ができることから「百の舌を持つ鳥」という意味で、百舌鳥という漢字が使われます。

また、堺市にある「百舌鳥」の地名は、仁徳陵築造の際に鹿の耳から飛び去ったもずが由来とされています。


兵庫

コウノトリ

大型の水鳥で、全体的に白い羽毛をまとっています。

くちばしと羽の後ろ側にある風切羽が黒く、目を覚ますような赤色の眼帯と赤い足が特徴です。

立った状態の体高は約1m、両翼を広げると約2mにもなります。

※特別天然記念物に指定されています。

コウノトリが定着している地域は、その自然環境が豊かであることを示してます。

コウノトリは、かつて日本各地に生息していましたが、明治以降の乱獲や環境の変化により、昭和46年に兵庫県豊岡市を最後に野生のコウノトリは絶滅してしまいました。

しかし、兵庫県を中心に野生復帰計画が進められ、現在は豊岡盆地を中心に全国各地でその姿を見ることができます。


奈良

あまご

体長20cmほどで、サケ科サツキマスの一種です。

あまごは川魚ですが、サツキマスは海に降りる降海型で、パーマークが消えます。

また、川魚の中でもクセがなく、様々な料理に合うため、「渓流の女王」とも呼ばれています。

あまごは、吉野郡(奈良県)をはじめ県南部で養殖が行われており、奈良県では、鮎とともに、県魚として制定されています。


和歌山

メジロ

和歌山県を代表する鳥として、ウメの花とセットで風物詩として親しまれています。

体長約12cmで、美しい声でさえずり、特に早口で「チィ チュイ チョーチュー」と鳴くことが多いです。

スズメより少し小さく、体色は黄緑色をしています。

目の周りに白い輪があります。

※和歌山県では保護鳥に指定されており、捕獲や狩猟は禁止されてます。

また、和歌山では冬に梅の花などに集まることが多く、庭先や公園でも見かけられます。


以上