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~更年期の症状別対処法③~胃腸の不調・肩こり・しびれ・手指の痛み・関節痛~
2025年09月09日(火) |

こんにちは!最近の不調は何もかも更年期のせいにしてしまっているこびんです。

更年期の症状はほかにもさまざまありますが、今回は最後の回になります。長くなってしまいましたので、対処法は折りたたみました。

吐き気、胃腸の不調、食欲不振

胃腸は自律神経の影響を強く受ける臓器だそうです。たしかにストレスや緊張で胃がキリキリと痛くなったりします。私の場合はお腹を下すことが多いですが、人によって胃腸の不調は吐き気や便秘などさまざまですよね。

更年期はエストロゲンの分泌の減少により、自律神経が乱れ、胃の機能が低下するそうです。すると消化力が弱まり、胃もたれや胃の痛みが生じることがあるそうです。しかし、これらの症状が長期間続く場合は、胃腸炎や胃癌などの深刻な病気の可能性もあるため、専門医による診察を受けた方がよいそうです。

対処法

ストレスが腸に影響を与えて不調を起こすこともあるため、日常生活にリラックスする時間を取り入れると効果的です。食欲がない時は、消化に良く栄養価の高い食べ物を取り入れましょう。特に大豆食品は、栄養価が高く、体に優しい食材です。



たしかにリラックスする時間を取り入れるのは本当に大切ですよね。私はアロマにも癒されていますが、読書や映画鑑賞、趣味を楽しむことでリラックスできたらいいですね。

肩こり

肩こりは、肩甲骨から首の間の筋肉が緊張し、血行が悪くなることが主な原因だそうです。特に更年期に入ると、エストロゲンの減少が自律神経の乱れや血行不良を引き起こし、肩こりが悪化することがあるそうです。また、加齢に伴う筋肉や骨の機能低下も肩こりの一因となるそうです。

対処法

予防には、同じ姿勢で作業する際は、定期的に休憩を取り、ストレッチを行って肩や背中を動かすことがよいそうです。そして長時間同じ姿勢を続けないようにし、正しい姿勢を意識することで、肩こりや腰痛の予防につながります。

在宅だと仕事に集中するあまり、ストレッチを怠りがちですよね。肩こりは頭痛を引き起こすこともあるので意識したいと思います。

また、血行不良は冷えが原因となることがあるため、冬だけでなく夏の冷房にも注意が必要です。入浴は、シャワーだけで済ませず、ぬるめのお風呂でゆっくりと温まると血流を改善し、こりの解消に加えてリラックス効果や新陳代謝の促進など、さまざまなメリットがあります。

でも暑いとなかなか湯船には浸かれないですよね。シャワーだけで温めるには、腰の下、骨盤の中央、背骨の一番下にある仙骨(せんこつ)や首の後ろにシャワーをかけて温めると、入浴と同じような効果を得ることができます。



しびれ

エストロゲンが不足すると血流を調節している自律神経が影響を受け、血流の悪化が原因で、しびれを感じることがあるそうです。

対処法

しびれがある場合は、ぬるめのお湯で半身浴をしたり、体を動かしたり、しびれがある部分をマッサージすることで血行を促すとよいそうです。また、血管を丈夫に保つために良質なたんぱく質、血管を柔軟にするオメガ3脂肪酸、ビタミンCや、血流を良くするビタミンEなどの栄養素を積極的に摂取することもお勧めだそうです。



手指の痛み・こわばり

更年期には、女性ホルモン減少の影響により、手指の痛みやこわばりが起こることがあるそうです。関節を滑らかに保つ軟骨や筋肉の衰え、また関節内の水分の減少も一因のようです。

対処法

更年期の指の痛みやこわばりには、手を冷やさないこと、手指のストレッチや軽い運動が症状の緩和に効果的だそうです。症状がそれほどひどくない場合は、入浴やマッサージで体を温めることがお勧めです。しかし、痛みが強い場合や腫れが見られるときは、温めることで症状が悪化する可能性があるため、注意してください。



関節痛

更年期は関節が鳴ったり、手指や膝、肩、腰に痛みやこわばり、こむら返りなどが見られるそうです。特に朝に症状が現れやすいのが特徴だそうです。更年期の関節痛の主な原因は、エストロゲンの減少による軟骨生成の低下で、これが関節のクッション性を失わせ、炎症や自律神経の乱れを引き起こすそうです。

私は主治医に「関節は痛いですか?関節痛は更年期障害です」と言われました。私も朝に関節が痛いなと感じます。年々朝起きると体ががちがちな気がします。

対処法

関節を温めたり、カルシウムを積極的にとるのがよいそうです。また、適度な運動やストレッチ、血行を促す入浴やマッサージ、冷え対策が効果的だそうです。また、食事面では血行を良くするビタミンB群やホルモンバランスを整えるビタミンEを意識的に摂取することがお勧めです。



ほかにも肌荒れがなかなか治らないなど肌トラブルも起きやすいそうです。女性ホルモンであるエストロゲンは肌のハリやうるおいを保つために重要なホルモンで、皮膚のコラーゲン生成を促進し、皮脂分泌やバリア機能を整える役割を果たしているそうです。

しかし、更年期に入るとエストロゲンの分泌が減少し、肌の水分保持に重要なコラーゲンやヒアルロン酸、皮脂膜が減少し、肌が乾燥していきます。するとバリア機能が弱まり、肌が刺激に敏感になります。その結果、かゆみやヒリヒリ感、乾燥肌、吹き出物などの肌トラブルが発生することがあるそうです。

また、女性ホルモンの減少により自律神経が乱れ、膀胱が過度に収縮したり、骨盤底筋がゆるんで神経が衰えたりするそうです。自律神経って何にでも関わっているし、繊細なんですね。そして骨盤底筋ですが、鍛えることができるので、早速始めてみたいと思います。

更年期障害の症状は、人によってさまざまですよね。私のように微熱や頭痛、関節痛があったり、年齢を重ねていくと不調も増えるのかなと思います。ご自身の症状や体質に合わせた対処法を見つけられたらよいですね。婦人科や更年期外来などの医療機関に相談することよいですね。でも他に薬を飲んでいて、薬物療法に頼りたくない方もいらっしゃると思うので、次回は更年期障害を緩和させる食事についてご紹介したいと思います。