メゾン・シンビーオ（在宅就労の豆知識部屋）

年内最後のブログは
少しだけ、自分のことを書こうと思います。

私は 軽度知的障害 があります。

実は、その判定を受けたのは
だいぶ大人になってからでした。

仕事をしては辞めて、就職につながっても、また辞めてしまう。
そんなことを何度も繰り返していて、履歴書の数だけなら
ギネスブックに載れるんじゃないか、なんて
今では少し笑って話せるくらいです。

当時は
「どうして自分だけ、うまくできないんだろう」
「頑張っているつもりなのに、続かない」
そんな気持ちばかりでした。

でも、自分に障害があると分かってから
不思議と少し生きやすくなりました。

もちろん、分かったからといって
すべてが楽になるわけではありません。

できないことがはっきりした分
やりづらさを感じる場面が
増えたこともあります。

それでも――
「理由が分からない苦しさ」から
少し解放された気がしました。

そして今
この シンビーオの仲間 と一緒に
仕事ができていることは
私にとってとても心強いことです。

無理をしすぎなくていいこと。
分からないときは聞いていいこと。
それを当たり前に受け止めてもらえる環境があること。

それだけで、「ここにいていいんだ」と思えるようになりました。

今年もいろいろなことがありましたが
こうして年末を迎えられていることに
感謝の気持ちでいっぱいです。

来年も、自分のペースで。
できることを、できる形で。
一歩ずつ進んでいけたらいいなと思います。

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