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味噌の紹介(北海道・東北地方)
2026年01月21日(水) |

北海道と東北の味噌

こんにちは、本記事では北海道と東北地方の味噌をご紹介します。


北海道

北海道味噌

赤色辛口の米味噌が主流です。北海道の厳しい気候に合わせて独自の製法が確立されました。

シンプルながらも、深い旨みとまろやかなコクが特徴です。米麹の割合が多く、甘みも感じられる製品もあります。

明治期以降、屯田兵の入植とともに味噌造りが広まりましたが、当初は本州の製法では良質なものができず、北海道の気候に合った独自の製法が模索されました。


青森

津軽味噌

津軽地方で造られる長期熟成の赤味噌です。

寒冷な気候のため熟成に時間がかかり、「津軽三年味噌」とも呼ばれます。

長期間の熟成によって塩が熟成し、深い旨みとコクが特徴です。

大豆と米麹を使った米味噌で、昔から多くの味噌蔵で造られてきました。

炊き立てのご飯に、ほたて味噌にと、そのままおかず味噌としても楽しめます。

具材に海藻や魚介類などを加えて煮込む「みそ貝焼き」にも適しています。

田楽やみそ汁などにも合う逸品です。


岩手

南部味噌

東北の南部地域(特に岩手県中央部などの北上高地や、岩手県北部の沿岸地域など)に伝わる味噌です。

豆味噌に近く、米麹の割合が少ない味噌が好まれる地域性があります。

大豆の割合が非常に多く、9割程度配合されています。

豆のうま味が独特で濃厚な味わいで、赤色の辛口です。

伝統的なものは南部玉味噌(たまみそ)と呼ばれ、蒸して潰した大豆をボール状(玉)にして軒先などに吊るし、天然の麹菌の力だけで発酵させる作り方をします。

合わせ味噌として少量(1割~2割)混ぜて使われることもあるそうです。


福島

会津味噌(あいづみそ)

福島県会津地方の風土の中で育まれた、赤色辛口の米味噌です。

江戸時代から300年以上の歴史を持ち、会津の厳しい気候が味噌の熟成に適していることから、味噌造りが盛んになりました。

伊達政宗が戦陣食として重宝したという説もあります。

会津地方の郷土料理には欠かせない調味料として、地元で広く愛されています。


宮城

仙台味噌(せんだいみそ)

宮城県仙台市を中心に作られる、辛口の赤味噌です。

伊達政宗が戦陣食として重宝した軍用味噌として発展したと伝えられており、400年以上の歴史があります。

冴えた赤色と良い艶を持ち、大豆の旨みが生きたすっきりとした味わいが特徴です。

そのまま食べてもおいしいことから「なめみそ」とも呼ばれます。


秋田

秋田味噌(あきたみそ)

秋田県で作られる赤色辛口の米味噌です。色は赤褐色に近く、山吹色や黄金色と表現されることもあります。

米どころである秋田県では米麹の割合が多いものが多く、塩分は控えめで、柔らかな甘みと旨みのバランスが良いのが特徴です。

伝統的には10月から5月にかけて仕込み、1年以上かけて発酵・熟成させます。

3年以上熟成させたものは特に珍重されます。


山形県

庄内味噌(しょうないみそ)

山形県庄内地方で作られる味噌です。

米どころの庄内米と庄内大豆を使用し、大豆と米麹のバランスがとれた甘口タイプのものが多いです。

大豆を煮るのではなく蒸すというこだわりの製法で作られることがあり、味噌本来の旨みが凝縮されています。

地域の郷土料理(孟宗汁、芋煮汁など)に欠かせない調味料として使われます。


以上