メゾン・シンビーオ(在宅就労の豆知識部屋)
オンライン・対面形式それぞれのメリットやデメリット(所感)
こんにちは。近頃は「リモートワークより直接顔を合わせる出社形式の勤務の方が良い」と感じる団体や組織も多いようですね。
それを耳にするたびに、私はこう思います。
「対面式というけれど、オンラインでもカメラをつければ対面になるのでは?」
私は過去に1度だけ出社形式で勤務をしたことがあります。
その時は「通勤大変だな…」と思っていました。
そこで、オンライン形式と対面式の違いについて、私の感じるところを申し上げます。
それぞれのメリット
オンライン
- 場所の制約がない
オンラインだと通信環境が確保できれば、自宅やシェアオフィス、新幹線の中でも仕事になるという利点があります。
- スピーカーの音量を調節できる
私は聴覚障害があるため、会話が聞こえにくい時は発言を聞き返す以外にも、スピーカーの音量を上げています。
イヤホンやヘッドホンをつけていれば、音量を多少上げても内容が外に漏れにくいという利点を感じています。
対面式
- 時間の制約が緩い
打ち合わせなど対話が必要な場面では、時間制限は相手の都合や自分の予定次第になるため、関連するトピックやその他の内容へと会話がシフトすることもあります。
- タイムラグが少なく済む
オンラインではメールやチャットで内容を伝えるにも、それが相手に届くまでに若干のタイムラグが生じますが、対面式ではその場で伝えるだけで済みます。
それぞれのデメリット
ここまではオンラインと対面式それぞれについて、私がメリットだと感じることを申し上げました。
オンライン
- 言葉に含まれる微妙なニュアンスが伝わりにくい
対面式では言葉の中に事の次第や自分の希望をそれとなく含ませるだけで伝わることもあるかと思います。
しかし、オンラインでは表情以外にニュアンスを読み取るのは難しいので、はっきりと言葉で伝える・聞き出す必要があります。
在宅勤務については私なりにまとめてみた記事がありますので、良ければご覧ください。
対面式
- 場所を選ぶ
通勤や出張など場所移動を伴うため、天候や公共交通機関のトラブルなどに左右されるなどのストレスが溜まってしまいます。
本記事ではオンラインと対面形式それぞれについて、私が感じるメリット・デメリットを申し上げました。
お付き合いいただきありがとうございました。
私は視覚と聴覚に障害があり、視覚障害については何も見えていません。
当事者の一人として、皆様に白杖や点字ブロック以外のことも知っていただけたらと思い、視覚障害者が利用しているツールについてご紹介していこうと考えています。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。