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お雑煮のご紹介(四国地方)
2025年11月06日(木) |

四国地方のお雑煮

こんにちは、本記事では四国地方各県のお雑煮の特徴をご紹介します。


徳島

いりこや昆布でだしを取ることが多いですが、次のような地域性があります。

  • 県北比:比較的あっさり
  • 県央:しっかりとした醤油味
  • 県南:魚介系の出汁や具材を取り入れる濃厚風味

具材は鶏肉、根菜類、練り物や油揚げ、厚揚げ、あおさの代わりにホウレン草や三つ葉などを入れるようです。


香川

具材は大根、ニンジン、サトイモ、青菜、油揚げやかまぼこ、鶏肉など。あん餅を入れるものも多く、入れない地域も徐々に増えてきているそうです。出汁はいりこ出汁で、地域によっては鰹節でだしを取るそうです。味は、あん餅を入れる場合は、いりこ出汁とあんこが合わさったあまじょっぱい味です。あん餅を使わない場合は、鰹節ベースの汁のあっさりした塩気と、鶏肉の旨味がコク深い味わいとなっています。


愛媛

基本的にはかつお出汁ベースのすまし汁が多いですが、醤油の味をダイレクトに感じられる味付けにするなど、地域や家庭によって個性豊かなお雑煮が食べられています。具材は白菜、ニンジン、大根などと鶏肉、じゃこ天やかまぼこなどを入れる家庭が多いようです。餅は丸餅を焼かずに煮て入れる地域・家庭が多いです。


高知

一般的にかつおだしのすまし汁仕立てが多く、それぞれの地域の特産品や食文化が反映されています。具材は、鶏肉、大根、人参、ごぼう、ごぼうなどの根菜類と鶏肉、練り物や地域の特産品などが入ります。

地域によっては甘いお菓子を入れる場合もあるとのことです。

餅は丸餅を煮てから入れますが、地域によってはあえて焼いてから餅を煮る家庭もあるそうです。


以上