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ADHD・LD(発達障害)とは

 

最近、広く知られるようになってきた発達障害。

発達障害の中で最近注目されているのが、ADHD(注意欠陥多動性障害)とLD(学習障害)です。

特にADHDは、子どものころから症状があったものの、大人になってからうつ病などで病院を受診し検査をした際に診断されたり、近年話題に上がることが多く、認知度が上がったことにより、「自分もそうかもしれない」と受診して診断される人も多くいます。

診断が下ることで、自分の苦手分野への対応の仕方のアドバイスや対処方法、トレーニングなどを受けることができ、また、周りの理解を得ることで社会生活を過ごしやすくできる人が多いです。

大人になってからでも決して手遅れではないのですが、早期から診断を受け、それぞれの特性にあった対応やトレーニングをしていくことが、家庭・学校・職場などでスムーズな社会生活を送っていくために望ましいと言えます。

以下、それぞれの特性等についてご紹介します。

 

ADHD

自分の行動が抑制できないのが特徴です。

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・不注意 注意の持続の困難、好きなことには集中しずぎる、話を聞いていない、物事をやり遂げられない、順序だてられない、物を失くす・忘れる等。

例として、子どもも大人も勉強や仕事でケアレスミスが多い、忘れ物、なくし物が多い、作業などを順序だてて行うことが苦手等という症状があげられます。

・多動性 じっと座って居られない、高いところに上がる、急に走り出す、静かに活動できない、しゃべり過ぎる等。

例として、子どもなら落ち着いて座っていることが難しい、大人なら貧乏ゆすりなど目的のない動きをするという症状があげられます。

・衝動性 すぐ発言する、順番を待てない、他人を妨害する、我慢できない、深く考えずに行動する

例として、子どもなら相手の質問が終わらないうちに出し抜けに答えてしまう、大人なら普通なら言

ないようなことを思ったらすぐに口に出してしまうという症状があげられます。

これらの特徴の現れ方により、「ぼんやり、注意散漫なタイプ」「キレやすく衝動的なタイプ」「混合タイプ」に大きくわけることができます。

■LD

全般的にみれば知的な遅れや視覚・聴覚に問題がないものの、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する能力の内、特定の学習分野において習得と使用に著しく困難を示す様々な状態をさします。

知的発達に遅れが見られないために、周りからは「勉強ができない」「不真面目」などと誤解を受けることが多く、本人も頑張っても成果を感じられないために「どうせできないから、頑張っても仕方がない」「自分には能力がない」と自信・意欲・自己肯定感などが低下してしまうケースも多くみられます。

特性に応じた学習方法を採用していくことが大切だと考えられており、自信・意欲・自己肯定感を失くして、うつ病や引きこもりなどの二次障害が起きてしまわないようにしていく必要があります。

代表的なものとして次のものがあります。

・読字障害(ディクレクシア)

字を読むことに困難がある障害。「難読症」「読字障害」と呼ばれます。読むことができないと書くことも難しくなるため、「読み書き障害」と呼ばれることもあります。

文字をひとつひとつ、区切って読んでしまったり、本来は区切らない単語や文節の途中で区切りをいれてしまう、文末などは適当に自分でかえて読んでしまうなどの症状がみられます。

 

・書字表出障害(ディスグラフィア)

字を書くことが困難だったり、苦手だったりする障害。判読できない文字しかかけない、ある程度の年齢となっても鏡文字書いてしまう、文字がマス目や行からはみ出してしまうなどの症状がみられます。

 

・算数障害(セィスカリキュリア)

数の概念が理解できない障害で、読字障害や書字表出障害が影響している場合もあります。数を覚えるのに時間がかかる、数の大小の概念の理解が難しい、繰り上がりや繰り下がりの計算が難しい、九九が覚えられない、文章問題が解けないなど症状がみられます。

 

有名人の中には、楽天の三木谷社長やトム・クルーズ、スピルバーグ監督など、ADHDやLDを公表している人がたくさんいます。障害と上手につきあい、克服することで夢をかなえることも可能なのです。